露軍はとうとう「T-62 M」を 戦車部隊の補充用に引っ張り出して来る気らしい。バックトゥザフューチャー進行中!

 雑報。
 「スイッチブレード300」は、すでに前線で使用されている。

 リトアニア人のドライバーがウクライナまで届ける車両を運転して早朝4時にポーランドのガソリンスタンドで給油し、コーヒーとスニッカーズを注文したら、代金として3ズロチしか請求されなかった。草の根の支援である。

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 ストラテジーペイジの2022-5-24記事。
   開戦から2ヵ月後のこと、ロシアのメディアが報じた。ウクライナ軍のTB2が、ロシア領内のクルスク市の近くに墜落したと。国境から数百kmのところである。

 その後、TB2の越境墜落がすくなくも1機あり、前後して多数の火災・爆発が露領内各地で多発している。

 しかし、今日までのところ、それら弾薬庫や工場の爆発火災の現場から、UAV由来と見られる兵装や機体の破片は、ひとつも見つかっていない。

 つまり、続発する不審火とTB2とは関係はない。不審火は、ロシア人の手によって起こされているのである。

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 2022-5-24記事「Carbon capture takes sponge-like form with new cost-effective method」。
   糖とアルカリ金属塩を原料に作った多孔質の新マテリアル。この物質は二酸化炭素を吸収し、窒素はそのまま通過させる。
 あたらしく発明されたこの安価なフィルターを使えば、「石炭火力発電」も有望なグリーン発電手段に変わるという。

 過去100年間、二酸化炭素ガスを空中から捕獲する方法としては、「アミン洗浄法」しかなかった。アミンはアンモニアを原料とする塩基性化合物だ。しかしアミンは酸素によって逐次に性能劣化させられるため、次々に製造して補給する必要があり、環境対策としてはそのコストは非現実的であった。

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 2022-5-20記事「Low-cost battery-like device absorbs CO2 emissions while it charges」。
   スーパーキャパシタと充電式電池は何がどう違うのか。
 電池は、ケミカル反応を利用して充電しまた放電する。
 キャパシタ(コンデンサ)は、ケミカル反応を利用しない。電極間の電子の挙動を利用する。
 このためキャパシタは、製品の寿命が長い。(連続給電時間が長いという意味ではない。)

 このたび発明された廉価な新デバイス。スーパーキャパシターなのだが、充電されるときに二酸化炭素を選別的に吸着する。そして放電するときにその二酸化炭素を解放するが、その発生ガスを集めて大気中に再び逃がさないような仕組みは簡単に作れる。