あと、自転車のサドルの支柱パイプも散弾発射武器となるらしい。したがって自転車に乗っている謎の東洋人を火薬探知犬によってチェックするのもやむをえない。
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Thomas Newdick 記者による2022-7-8記事「Russia Now Firing S-300 Surface-To-Air Missiles At Land Targets In Ukraine: Official」。
ウクライナ南部の知事氏によると露軍はS-300で対地攻撃しはじめた。いよいよ対地ミサイルが欠乏していると見える。
S-300には2タイプある。8×8トラックに積んでいる「P」型。これはふつうのSAM。装軌シャシに積んでいる「V」型。これはABM能力がある。
SSMに転用されたのがどっちのタイプかは、不明。
知事氏いわく。12発のS-300が、わが「Mykolaiv Oblast」州に着弾しているが、GPS誘導機能を後付けしているにもかかわらず、その精度は悪いようだと。
S-300で対地攻撃もできるという話は、2011年にベラルーシのニュースウェブサイト「Naviny」が最初に公表していた。
それはベラルーシ軍による実射実験で、「数十km」先の目標を攻撃したという。
ベラルーシの「S-300PS」は対空目標に対しては水平距離56マイルのレンジと言われている。
それを対地攻撃に使った場合の、当たるレンジは、75マイルだという。これはモーターのポテンシャルより短いが、誘導の制約から、それ以遠では当たらないのだ。
別な情報。2011前半に、東部のロシア空軍およびロシア防空軍に所属する「S-300」連隊複数が、合計5発のS-300を、敵の地上部隊に対して発射する実験をしている。
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Defense Express の2022-7-8記事「Russia “Forgot” About Their Unique Anti-Bayraktar TB2 Weapon」。
ロシア発の宣伝。
ランセットという巨大十字翼でプッシャープロペラのロイタリングミュニションがウクライナで活躍中でTB2を駆逐しているというのだが、ビデオ証拠がゼロ。
※ランセットはカラシニコフグループ資本傘下のUAVメーカーが作っている。近年、カラシニコフ社くらい空虚な法螺宣伝を好んでする兵器企業はない。これはその宣伝がプーチン個人を悦ばせるからだろうと想像がつく。外向き営業ではなく、かんぜんに「プーチン向き営業」になっているのだ。輸出できるわけのないものばかり。でも、国庫からカネがおりてくるなら、社員を食わしてやれる。
ちなみにオリックスの公開画像カウントでは2-24から7-8までに9機のTB2が撃墜されている。
※カミル・ガリーフ氏によるとサンクトペテルスブルグ市周辺の工業は民需且つ西欧直結商売だったので、いまや壊滅的状態に突入しつつある。それで、失業者を軍営に送る動きがあるのだ。ロシアで今超景気の恩恵をうけているのは南西部の農家だけだと。
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Defense Express の2022-7-9記事「Volunteers Bring 300 Military Drones for the Ukranian Army」。
「アトラス・プロ」等のマルチコプターを300機、ラトヴィアのメーカーが寄付した。ウクライナ軍に。
「アトラスプロ」は珍しいトライコプター。※ローターが3軸らしい。
しかも同時に2機を飛ばすと「MESH」というソフトウェア技術で、1機が無線の中継機になってくれる。この2機はオペレーターひとりで管制できる。
遠距離の砲兵観測に最適だという。