「木の棒」だけを持って突撃してくる露兵の目撃情報が、最前線のあちこちから届いているという。
※これは「懲罰」だろうね。火器や刃物を持たせると、すぐ上官を殺しかねんような「中隊の毒虫」を、将校がその場で処置するかわりに、宇軍の特火点を炙り出すための「ルアー」として最前線に追い立てる。もちろん後方からは自動火器を持った監視役の下士官が続行するわけだ。
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2023-3-13記事「Spain to complete training of Ukrainian Leopard 2A4 tank crew members」。
まもなくスペイン軍は、ウクライナの戦車兵たちの教習を了える。「レオ2A4」の予定乗員に対して。
教育を受けていたのは40名(すなわち10両分)。と15人の整備兵も。
訓練場はサラゴサ州トレドにあり。
このウクライナ兵たちは2023-2-16にスペインに到着していた。帰国予定は、3月15日。
スペインは、モスボールしていた「レオパルト2A4」×10両も寄贈する。その修理や近代化改修については、継続的に面倒を見る。
スペインには兵器の保管や修繕・改修を専門とする民間企業がある。ストック戦車は、サンタバルバラの「システマス」という会社が、サラゴサ州のカセタスAFV保管基地で保管していた。レオ2A4の改修工事は、セビリア州のアルカラデグァダイラ市で実施。まずは6両。
3月9日には、ポーランド国内で戦車教育を受けていたウクライナ兵たちが訓練を「修了」した。ポーランドも、10両のレオ2A4をくれてやる。
※ポーランド保有のレオ2はすでにウクライナ国内に入ったとの雑報が先日あったが、続報皆無。
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2023-3-13記事「The Ukrainian military is completing Leopard 2 training in Germany」。
ドイツNDR放送によると、ドイツ国内でレオパルト2の訓練を受けていたウクライナ兵たちの教習がまもなく了わる。
この兵たちは、寄贈された戦車とともに、もうじきウクライナへ帰国する。
具体的な日取りは、非公表。
ドイツからは「2A6」を18両、引き渡すことが決まっている。
ウクライナ兵たちは、「2A6」の最新式のFCSに習熟したようだ。
引渡し後も、この18両のスペアパーツと弾薬の面倒は、ドイツが見る。
なおドイツ国内では「マルダー」を使ったIFV教習も併行して進められている。
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Quentin Hanich, Katherine Seto and Osvaldo Urrutia 記者による2023-3-12記事「Squid Fishing on the High Seas Has Exploded Since 2017」。
全世界の「公海イカ釣り漁」は、2017年→2020年のあいだに、68%も増加した。この調子だと、早晩、烏賊は、水産資源としては消滅する。
公海でないところでは、イカ漁に関してもさまざまな規制があるのだが、公海ではまさに乱獲。
イカ釣り船は強烈な集魚灯をつけて操業する。だから衛星を使ってカウントしやすい。その位置情報と、AISデータをつきあわせた。