トヨタは日本軍人に喧嘩を売ろうというのか

 キザですがネットでCBSの動画ニュースをみてたら、米国の南部のメーカーで量産している6輪の防爆(対路傍爆弾)装甲自動車「バッファロー」とやらが、いまイラクを何台も走り回っており、兵隊に好評であるとの話でした。「ステロイドで強化したハンヴィー」などと仇名していました。
 「これはプラモデルになるだろう」と直感しますた。
 デザインですが、前2輪を後4輪から存分に離して配し、その上にボンネット式にエンジンを載せ(たぶん非装甲)、その後方の4輪の上に全周装甲ボックスを置いて操縦室&乗員室とし、シャシの前方に、路傍まで十分に届く長さのCCDカメラ付きロボットアームを装載しています。車体底部はV型(舟形)ですが、足回りは耐爆ではなさそうで、人員だけ防爆する思想と見受けました。
 南アやイスラエルが昔からこの手の耐地雷トラック、耐地雷ジープを使用または製造しておりましたが、考えてみればそんなのはハイテクでも特許でも秘密でもないのでしょうから、各国で必要だと思い立ったら直ちに国産させられるわけです。現時点ではこの「バッファロー」が、最も重く、故に「決定版」というところでしょうか。
 イラクの市街地パトロールに限っては、車高をことさらに低くしても始まりません。それよりも、できるだけ頑丈にして重くして路傍の爆発物の衝撃から人命を守った方が良い。視察性の要請があるので、窓を小さくできないのは仕方ありません。しかし、もはやハンヴィーのサイズでは路傍爆弾を凌ぎ切れないことはハッキリしています。
 そこで「ハンヴィーもどきを自衛隊に納入してイラクでも使わせているトヨタは何をしている」という話ですよ。
 げんざい米国市場でいちばん儲けさせてもらっている世界的メーカーが、世界一のテロ後援国家にしてテロ自演国家でもあるシナに媚びて、かつてシナの官民合同テロの犠牲となった幾十万の御魂をお招きする祭場である靖国神社を誹謗するとは何事ですか? 靖国を誹謗することは万国の正規軍将兵を誹謗し、テロリストの肩を持つことと同じです。米国トヨタは、南部の無名会社がするよりも早く、防爆トラックを製造して「愛国号」「報国号」としてペンタゴンに献納するのが筋ではないのですか。
 また防衛庁はトヨタとの契約は切るべきです。これは当然でしょう。
 シナおよびガソリン絡みでもうひとつ日本国が考えておかなくちゃならないのは、中東石油を西回りで日本までもってくるタンカー・ルートを用意することです。
 つまり、クルードオイルを米国東海岸に陸揚げして、米国内で石油製品にして、それを米国西海岸から船積みして、太平洋を横断して日本までもってくる。このルートで輸入するオイルの量をだんだんに増やしていくことです。
 インド洋、マラッカ海峡、南シナ海、台湾海峡で将来何が起ころうと、西回りルートには影響しません。
 長期的な投資が必要です。しかし、やる価値はじゅうぶんにあるのです。