校正根性

 東中野修道氏著の8月の最新刊『再現 南京戦』の中に誤記を見出したので、2刷で修正されることを期し、以下に指摘したい。
 49頁。「R」や「i」などの軍隊符号が「英語表記」だとしてあるが、これは独語表記である。英語と独語の頭文字が偶然合致することもあけれども、当然、異なることもあります。
 たとえば「加農」は英語では頭文字がCになるが独語ではKだ。「騎兵」もまったく同様の違いが生ずる。
 本書79頁の「10K」は「独立野戦重砲兵第十五連隊のこと」ではない。これは「十糎加農」、すなわち105mmのカノン砲のバッテリーを示している。
 野戦重砲の火砲装備には、十五糎=152ミリ榴弾砲(十五榴、もしくは15H)と105ミリ加農(十加、もしくは10K)の二種類があったのです。
 砲兵部隊も、輜重と同様、自衛の小火器をほとんどもっていませんでしたから、それを知っていたシナ兵は、好んで襲い掛かってきたのです。それで、一部の砲兵隊も、しかたなく「竹槍」を装備していました。
 しかし最近の草思社は良い仕事してますね。惜しむらくは、南京の単行本は、タイトルがみな、類似品のようなものになってしまうため、ここ1~2年のあいだに、じつは「なかった派」「幻派」こそが正確であったのだという真相解明に近づいていることが、世間に伝わりにくいことでしょう。「ああまたか」と思われてしまっています。
 ところで今度の選挙にシナ政府はどんな干渉をしたのだろうか?
 2005の郵政選挙のときは、胡錦濤が投票日の2日前に、軍艦3隻をガス田に派遣し、小泉氏を金縛りにして靖国参拝を阻止しましたよね。もし参拝すれば北京とNYTと民主党(岡田党首)がコラボして大騒ぎにする手筈だった。では、果たして今回は、陰でいかなる術策を弄したのか。そろそろ、どこかから、リークが聞こえてきても良い頃だと思いますが……。