“From Shanghai (August, 1937) to Nanking (December, 1937)”  (c)Hyodo Nisohachi & Kosaki Takeshi, 2008 が、ウェブ上でついにリリース!

 英文版です。なお、日本語版は書籍(¥1,000-)だけです。
 英文版は、「資料庫」にUPされています。
 こんなに読みやすくできるのだとは意外でした。管理人さんの技量は凄すぎる。
 それにしても、まさかこのわたしが、英語でマンガを発表する日が来ようとは、思いませんでしたね(作画はもちろん小崎氏ですけども……)。
 オレに出来るのだから、キミにもできるぜ! チャレンジせよ!
 草の根「ホワイト・プロパガンダ」戦士のみなさんは、世界中に情報リンクを張ってください。戦いはこれから始まります。
 この英文公開版のデータの一部または全部をコピーして利用するときのご注意は、冒頭の挨拶文で書いておきました(日本語)。ご参照ください。
 さて、また「空き巣にやられた後日談」の続きをしようか。
 玄関の旧式のピンポン・ブザーを、最新のTVカメラ付きのドア・ホンに取り替えた。これほど容易に自分でできるとは思わなかった。ホーマック石川店の技術指導員のおじさんが親切にレクチャーしてくれた話を受け売りすれば、技術革新により、もはや映像信号を同軸ケーブルで送る必要がなくなって、ブザー用の既設の信号コードをそのまま転用できるようになったおかげである。もちろん、天井近くにあるブザーから信号コードを延長しなければならず、その結線部分の接触を確実にするための小部品が必要なのだが、その2点のささやかな買い増しを除くと、あとは、プラスとマイナスの安物ではない螺子回し、小型すぎないペンチ、あたらしい螺子孔のガイドを最初につくるためのキリだけで、作業は完了した。もっと具体的なことは次の単行本で一節を割いて詳説したい。そのころには、ますます多彩な防犯器材について、いささか知見を得ているであろう。またこのモニター画像が素晴らしい。夜でも街灯の明かりで人物の顔がちゃんと見える。ウチの場合は夜はセンサー・ライトも作動するから、警察の取調室状態だ。こんご、いままでチラシを片手に時折訪れていた営業マンが、1年くらいも現れなくなったら、わたしはそのサラリーマン風の人物もサスペクトすることになるだろう。これが「第二の仮説」だ。第三以降も、いずれ語りましょう。でもみんな、「人の心の闇」についての想像力が、足りないと思うよ。わたしはじつは今回の空き巣でむしろ緊張が緩んだ。こんな用意周到で、インターネットではおそらくない情報伝達慣行を保持する犯人グループが身近な町内に棲息しているうちは、当地の事態はまだ「平和」だと思えるからだ。つまり、まだここは、新宿や秋葉原やバグダッドには、なってはいないのだ。そこまでアノミーにはなっていないのだ。あるいは犯人は誰とでも普通の会話のできる男女で、しかも現行犯逮捕された場合に失うものが、世間の常識では驚くぐらいあったりするのかもしれぬ。そして動機が「生活苦」ではなく「心の闇」だとするならば、いつか、ダイスの目当てが外れ、ウォータールーの日はやってくる。そしてわたしはそのニュースを聞いて、ひょっとしたら残念に思うかもしれない。
 ともあれ、すべての家庭はカメラ付きドアホンを装備すべきじゃないか? そうすれば町内の1ブロック全体が、空き巣を排除するオーラを発するであろう。
 さて、他方、防犯効果はおそらくゼロではなかったにしろ、わが家に関しては事実として無力であったことを証明してしまったソーラーライトの電池交換情報につき、かつての熱烈推薦者の責任として、ここにリポートを残しておこう。
 輸入品であるソーラーライト・マルチムーン・イエローの製品に最初からついていたオリジナルのバッテリーは、メーカー不明の、緑色の、単四ニッケル水素電池(Ni-Mh)AAA 1.2ボルト 650mAh ×2本である。これの寿命が来たので、Panasonic HHR-4SPS/2B ニッケル水素単4(typ.800mAh、min.750mAh)電池×2本(\600-)に交換してみた。動作はいまのところ良好です。つまり、互換性があるように思われる。不具合が認められたら、またリポートしましょう。
 感心したのは、雨水シールドが完全で、虫類はもちろん、埃の内部侵入も認められなかったこと。しかも、手の力だけで螺子蓋を外すことができた。やはり、高いだけのことは、あるのだ。
 ただ不思議なのは、最初に買ったやつはまだ電池に寿命が来ていなくて、あとから買った方が、先にダウンしたことである。