都内某所に事務所を選定。計画は前進中なり。

 6-2 で語った「インターネット講演」は、動画の配信ではなく、音声配信。つまり「インターネット・ラジオ講演」です。言葉足らずですいませんでした。
 これだとスタジオの設備なども最小限にできるだろう。
 いちいち会場を借りる必要もない。
 短期間に何人でも「講演」が可能になるわけだ。
 録音媒体を再生しながら通勤・通学・自動車の運転等は可能である。テレビを視ながらではそうはいかない。理詰めの言論を広めたいなら、動画は不要でしょう。そして、じつは紙も不要なのかもしれない。
 雑誌と違い、1ヵ月後に店頭や図書館から消えてしまう――ということもありません。
 講演音声をダウンロードするのはもちろんFREE。
 講演料は、お呼び立てした「機構」がお支払いする。
 その原資は、寄付金。
 つまり旧来の「保守系論壇誌」という、やたら経費がかかって文藝春秋社ですら維持が苦しかった「言論運動家支援媒体機関」のコストを喰う部分の「中抜き」を企てているわけです。
 アンチ間接侵略の言論運動のために、小は数百円、大は数千円くらいの負担をしても良いと考える全国の個人読者(言論サポーター)と、実名を晒してリスクを取っている個人言論運動家の間の挟雑コストを最小にしてしまう。それには透明な中間機関が是非必要です。
 兵頭が監督する「中間機関」が全国の同憂者からの浄財をあつめ(もちろん団体専用の口座にです)、間接侵略と既に公的に果敢に戦っている言論運動家、それも、大学のような組織に所属してなくて、どこからも安定したサラリーなどもらえてない実名個人を筆頭に、「インターネット・ラジオ講演料」の形で手厚く配給する(もちろんわが団体専用の口座からその人個人の口座への振込みです)。「雑誌をつくって売る」などという余計な中間コストを省いてしまうのですから、この言論運動モデルは持続可能だろうと見込んでいます。
 有名雑誌や動画でなければ、売名にならんと考えている人たちや、すでに複数の雑誌で書きまくっているような人たちには、当機構は、まず無縁でしょう。
 このインターネット・ラジオの宣伝普及のために、プロモーションも考えています。戦前のシナ戦線を舞台にした、熱血ラジオ・ドラマなどはどうだろうか? ひとつ、不朽の名作『決心変更セズ』のシナリオを想起して欲しい。あの場面を、シナ大陸に設定するのだ!
 もちろん登場人物をいくぶん整理しなくてはなるまいが、三田軍曹の一〇〇式短機関銃の咆哮だけは、落とせない……かも。
 組織が公式に立ち上がったあとで、いずれ、プロのシナリオライターと声優を募集しようと思っています。悪いが、今回は、アマチュアの方は、応募ご遠慮ください。
 ただし、以下の特技を持つ人は別だ。一〇〇式短機関銃、十一年式軽機関銃、九四式拳銃、八九式重擲弾筒、九二式歩兵砲……等々の戦場SEを、口だけでうそぶける人。つまり「人間SE」が居たら、素人でも契約を結びたい。シナ兵の雑魚キャラの絶叫とかも必要になるだろう。ひとつ自薦で宜しく頼みます。