APのERIC TALMADGE記者による2010-2-2記事「US troop surge focuses attention on roadside bombs」。
タリバンはIEDのサイズをどんどん大きくしている。
IEDの原価は、なんと、タッタの50ドル。
2009には無慮7000発が発見された。2003には81発だったのに。
2009にアフガンのIEDで米兵129人死亡。
米兵の全死傷者の3/4はIEDだろう。
アフガンでは建物の近くにも仕掛けられている。起爆は単純な simple pressure plates である。
2010-2-2の警報。「Somalia, Pirates Use Hijacked Ro-Ro」という記事をみると……。
『Asian Glory』という、青い船体塗装でブリッジは白色塗装の自動車運搬船が、海賊に乗っ取られ、海賊船となってインド洋をウロチョロしている可能性あり――だと。速度は14ノット。
APの2010-2-1のSTEPHEN SINGER記者の記事「 Next in military technology: Unmanned Black Hawk?」
シコルスキー社は、イラクとアフガンに対応すべく、無人でも飛行可能なブラックホークをつくると公言。
コパイをなくして一人操縦できるようにすれば経費節約になる。さらに、決まりきった輸送任務ならば、無人運転にしてしまいたい。
すなわち、2名、1名、0名を選択できるものにする。
無人デモ機は2010に飛ばす。2015には販売したい。調達価格は、今のブラホが1500万ドルだが、こいつは1700万ドルになろう。しかし1人操縦や無人操縦で、用途廃止までのトータルのランニングコストを節約できるのだ。
スティーヴン・ザロガの分析。航空産業はリセッションだが、UAVだけは景気が好い。世界のUAV市場は、今年は $2.9 billion だが、2019には $5.5 billion になりそうだぜ。
次。
『タイム』にKayla Webley 記者が2010-2-2に載せている記事「A Brief History Of Gays in the Military」。
プラトンは『饗宴〔シュムポジオーン。これが今の「シンポジウム」の語源なのだ〕』に書いている。
同性愛者で編成された部隊は、それより人数の大きい敵部隊よりも強い。
同性愛こそが、戦場で、臆病者を勇者に変えてしまうのだ。
しかし14世紀初め、テンプル騎士団は、その同性愛指向により、宗教的に迫害された。多くのメンバーが同性愛の咎で焚刑に処されている。
※ところで「三銃士」はどうして「四銃士」と言わないのか不思議に思ったことはありませんか? デュマの構想では、あくまで三銃士を主人公にして長い長い話を連作していく予定が、そのうちの一エピソードにゲスト的に登場させたダルタニャンがキャラ立ちし過ぎてしまい、とうとう初期構想と整合がつかなくなったとか。大作家にして然り。
ナポレオンとの戦争中であった1816に、英国軍艦『Africaine』において、 同性愛の水兵たちが絞首刑にされたり鞭打ちに処された記録あり。
ジョージ・ワシントンだって1778に一人の米兵を同性愛で軍法会議にかけた。
明文の禁止は米軍に関しては1916に示達されている。しかしWWIIまでそれは適用はされず。WWIIでは1200万人が徴兵されたが、終戦までに4000人の男が、同性愛の咎で追放された。
ベトナム戦争中、これを逆手にとって徴兵をのがれようとするケース多し。しかるに1968にミズーリ州の19歳の青年は、正真正銘のゲイで、それを申告書に記載したのに、徴兵され、あとで問題になっている。
今日、カナダを含めた25カ国が軍隊内の同性愛者を容認。
※地球が温暖化するとしたら22世紀はカナダの時代になるね。土地はシナより広いし、耕地は無尽蔵だし、電力資源も他国に売るほどもあり余っている。シナ人が移住したがるのは合理的でしょう。
2009にイスラエルの軍事雑誌の表紙に二人の兵隊が抱き合っている写真が使われた。同国軍には1993以降、いかなる同性愛禁止もないのだ。
ロシアでは、戦争期間中だけ、同性愛者の従軍は容認される。