クケケケケケケ……。ワンカップ&ワンパック・フリッパー。

 英文ウィキを見たらあのフリッパーの声は鳥の声を加工したものだったらしい。牡イルカは喧嘩で体表が傷だらけなので、TVでは牝イルカ複数頭を使った。ただしテイルウォークは牡イルカしかできなかったという。余談です。まるっきり。
 デンジャールームにNathan Hodge記者が2010-3-12に載せている記事「Stopping Afghanistan’s Fertilizer Bomb Factories」。
 マクリスタルがカルザイに対して硝酸アンモニウム農薬を禁止するよう働きかけている、だと。ソースは Lt. Gen. Michael Oates, Director of the Joint IED Defeat Organization だそうだ。
 しかし、隠匿硝安の摘発を続ければ、敵はIEDの材料を塩素酸カリウム(マッチの材料でもある)の肥料に切り替えるだろうともいう。
 こうした物質は金属を含有していないので簡便な探知機ではとらえられぬ。それらの成分探知を容易化することがIED予防の肝になるだろう、と。
 ちなみに……
 ハートロッカーとかいう映画に関係して2010-3-8にはNathan Hodge記者が「The Real-Life Baghdad Bomb Squad, Revisited」という記事を載せていた。それによると、イラクでは 6発の155ミリ砲弾、1発の500ポンド航空爆弾、爆薬を詰めた古タイヤ、それからプロパンガスのボンベ×2 を、まとめて埋設してあったIEDもあったんだと。
 旧イラク軍はソ連系の152ミリじゃなかったかなあ……。
 次。
 ハイチで米兵のマラリア感染が止まらない。星条旗新聞にSeth Robson記者が3-14に載せている「Troops with malaria could face punishment for disobeying orders」という記事。
 ドキシサイクリンという抗生物質を毎日飲まねばならず、しかも、上半分が防蚊網になっている棺桶状の蚊帳寝袋で寝なければならない。
 このきまりを守れないので2人の海兵隊員と10人の陸軍兵士がマラリアになっちまった。
 イラクやアフガンはマラリアの巣窟でなくてよかったですなぁ。
 次。
 NYTのネットだけオピニオン欄、DAVID BROOKS & DICK CAVETT記者の2010-3-12「Is the U.S. Following in Rome’s Footsteps?」という記事の中で、23歳の青年がF-22の整備の仕事にありついて、その時給は25ドルらしい、と書いてある。
 どうも整備を外注しているらしい。
 次。
 ロイターの3-12記事。「US natural gas rig count up for 11th straight week」。
 米国の天然ガスの採掘リグが増え、ガスの値段が底に達している。
 天然ガスの値段のピークだった2008-7とくらべると、今は6分の1以下。
 ……そしてこの先どうなっていくのかに興味のある方は、大きな書店で『「グリーン・ミリテク」が日本を生き返らせる!』をご購読ください。お金のない人は最寄の図書館の「図書リクエスト・カード」に記入しよう!