◎読書余論 2010-5-25 配信分 の 内容予告です。

▼桶谷秀昭『評論集 近代の奈落』1968
▼防研史料 北川大尉『支那事変教訓』S13-10 歩校
▼防研史料 『高平作戦ノ教訓』S15-3
▼防研史料 『陵川作戦ノ参考』S16-8
▼防研史料 『急造吊橋ノ構造』S16-8
▼吉田一彦『暗号解読戦争』2001-4
 英国のWWIIにおける暗号解読は、1974に“The Ultra Secret”が公刊されてはじめて知られ、関係者も語れるようになった。※これはドイツが核武装しないとハッキリしたからである。
▼中川八洋『日本核武装の選択』2004-10
▼佐藤優・大川周明『日米開戦の真実――大川周明著『英米東亜侵略史』を読み解く――』2006-7
▼グウィン・マクファーレン著、北村二朗tr.『奇跡の薬 ペニシリンとフレミング神話』1990、原1984
 スコットランド人は、そこらの空き地の泥炭を夏に掘って乾燥させておくだけで、ひと冬分の暖房と、1年分の調理用燃料を無料で得られた。
 20世紀初年のロンドン・スコットランド聯隊の平均身長は167センチ。※ちなみに近藤勇は161センチ、土方歳三は167センチとも。
▼内田勝敏『EC経済をみる眼』
▼内田勝敏『貿易政策論』
▼『概説イギリス経済史』
▼ヴォルテール『哲学書簡』
▼日本労働協会ed.『イギリス日系企業の労働事情』
▼ドクトル・ルウィル『十九世紀のアジアに於ける英露の角逐』S19
▼ビル・エモット著、伏見威蕃tr.『アジア三国志』2008
▼石川元助『毒矢の文化』1963
▼森武夫『伊太利の戦時経済』S10-11
▼沢田三喜『混血児の母 エリザベス・サンダース・ホーム』S28
▼大口喜六『戦時下の経済問題』S18-7
 政府公債は9割が日銀でひきうけている。札をただ刷っているありさま。
▼井関孝雄『金融の常識』S6-3
▼小林新『金融経済大綱』S9-1
 国民の総貯金額を上回らない公債発行は、インフレは呼ばないが、そんなケチな発行では追っつかない。
 ケインズは「公債は国民所得に対する間接税だ」とす。
▼青森工業港期成同盟会『工業地としての青森市』S10-12
▼ニール・D・ヒックス著、濱口幸一tr.『ハリウッド脚本術』2001
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 「読書余論」は、主に軍事系の古本を、兵頭が注目した一斑の摘記や読書メモによって紹介し、他では読めないコメントも附しているものです。(配信されるファイルはPDFスタイルです。)
 あまりに多すぎる過去の情報量の中から「兵頭はここは珍しいと思いました」というポイントだけ要約しました。
 大きな図書館に毎日通えない人も、最低費用で、過去の軍事知識のマニアックな勘所に触れることが可能です。
 また、ミリタリーしか読んで来なかった人には、他分野の情報が、何ほどか有益かもしれません。
 「読書余論」は、毎月25日に「武道通信」から最新号が配信されます。1号分の購読料は200円です。
 バックナンバーも1号分が200円で、1号分のみでも講読ができます。
 この価格は、2010年中に更改される可能性があります。その場合、新価格は、既に、申し込み/継続手続きをされている分には、遡及的には適用はされません。「武道通信」の広報等に、ひき続き、ご注目をお願い申し上げます。新規の方は、お早めのお手続きがお徳でしょう。
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