「APC+ゾンデ」複数と、そこにつなげるコルゲート通路を急設しろ。

 「T-ホーク」なんていう失敗作が、建屋の壊れた炉の真上から墜落した日にゃ、目も当てられねぇことになるぜ。
 固定翼の無人機ならば、原発直撃の率は低いんだが、VTOL機にホバリングさせておいて、放射線でコントロールを失ったときがヤバすぎるって。周波数だって、日本の電波割り当てとバッティングしかねない。混信のおそれはないのかよ?
 どうせメーカーの売り込みなんだから、ほんらいなら謝絶してもよいレベルの話なのだが、今回ばかりは、日本側に何の装備も無いものだから、断りにくい。じつに情けない話だ。
 しかし、急いで次のことくらいはやれるだろう。
 気象庁のゾンデに各種の放射線センサーを搭載し、繋留気球に仕立てる。
 これを、CBR防護の万全な陸自のAPC/MICVから昇騰させる。
 この定点モニターを、原発の直近、数箇所で実施する。
 同時に、そのAPC/MICVの位置まで、コルゲート・メタルのかまぼこ型大型シェルターを自衛隊の施設科がつなげて行く。
 以って、少なくとも粉塵からは防護された交通路とす。(通行は簡易軌条+線路保守用ディーゼル車を使い、以って、砂塵の巻き上げを最小限に抑制する。もちろん水や廃油も撒く。)
 ゾンデ作業要員の交替は、この蒲鉾状トンネルを伝って行なわしめる。(APC内常駐は無用。)
 諸ケーブルも、このカマボコ通路の内側に通す。
 この地上トンネルは、当初は長さ1.5km、最終的には長さ5kmまで延伸す。
 73式APCは、このような任務のために使い捨てても可いのではないか?
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