■なんでファイアフォックスをクリックしたとき通信が立ち上がらず、いちいちなんとかメールを送受したあとでないとブラウジングに移行できないのか??? いつになったらPCは家電

※兵頭のPC端末を機種変更してから「ブログ人」へのログインができぬ状態が続いています。MIL短報は臨時にこちらへ掲載します。
一。
 Wyatt Olson 記者による2013-6-21記事「Exercises with Indonesia show growing ties with largest Muslim nation」。
  第82空挺師団の第1旅団戦闘チーム(BCT)がインドネシア国軍と合同演習。
 「ガルーダ・シールド」演習は、名目は、インドネシア軍が国連平和維持軍として活動するための準備だとなっており、訓練は「模擬都市」を中心におこなわれている。
 空挺部隊の降下兵は、いかほど年季を積んでいる下士官であろうとも、かならず本番前日に「降下前」訓練を全員でやる。
 インドネシア軍から抽出された精鋭100名も、いっしょにジャンプする。そして廃ビルを敵陣に見立てて、擬砲火を使った攻撃。
 ※インドネシアは実は空挺大国である。あのように多島でしかも道路が整備されていないところでは、国家統一のための頼りにできるユニットは空挺部隊だけだ。2億人も人口があれば、良い人材だって集まる。
 降下90回の米軍曹長いわく。同じイスラム圏でもイラクやアフガンとはぜんぜん違うねインドネシアは。若いイラク女やアフガニスタン女はオレたちが歩いていけば隠れてしまったものだが、こっちではオレたちを見物しに集まってくるからね。
 家族ごといっしょに写真に写ろうとするし。
 1975の東チモール進攻とその後の住民弾圧は米国の不興を買い、米国は武器禁輸を続けた。
 31年間君臨したスハルト大統領が1990年代に権力失墜すると、インドネシア軍は東チモールから撤収し、対米関係は改善に向かった。米国は2005から武器輸出を再開した。
 米陸軍はさっそく1名の空挺隊員をインドネシアの陸軍大学校に入学させ、2006に彼は卒業している。
 米陸軍は、中東からの足抜け後、7万人の兵力を、太平洋コマンドの麾下にシフトさせる計画である。欧州もガラ空きにする。
 82空挺師団は、先にはインド陸軍と合同演習したし、これからエジプト軍や南アフリカ軍とも演習の予定がある。
 今回の演習では480個の落下傘を、ノースカロライナ州のフォート・ブラッグ基地から、フェデラルエクスプレスで郵送してもらわなくてはならなかったという。
 インドネシア陸大卒の米空挺隊員いわく。おどろきましたよ。降下して落下傘をまとめて道路に向かって歩き出したら、ワラワラと住民が出てきて、わたしのヘルメットや荷物を持とうとしてくれるのですからな。われわれは、歓迎されています。
二。
 ストラテジーページの2013-6-21記事「China Losing Its Cool」。
  6月10日の事件。北鮮の 北 Hamkyung 道 では、警察が、ふたりの男を躍起になって探している。
 この2名の男は、白昼、混雑した往来で、ひとりの武装警察官をメッタ打ちにして殺してしまったのである。
 しかし目撃者は一人も出てこないという。
 警察がコケにされる時代が北鮮では到来した。警察官は、恐れている。