オスプレイは失速事故が容易に搭乗者の死につながる。US-2は大波浪に叩かれても乗員は死なないと証明された

 APの2015-8-12記事「China: Uighurs deported from Thailand wanted to join jihad」。
 タイ政府は、中共の要求に屈し、同国内に1年以上いる109人のイスラム教徒を中共に送還した。彼らは自分たちはトルコ人だと主張している。北京は、そやつらがウイグル人だと主張している。
 タイ政府の措置を、国連の難民局は非難している。
 またトルコ人たちも怒って、イスタンブールにあるタイ領事館へ乱入する騒ぎになった。
 次。ストラテジーペイジの2015-7-12記事「Korea: Losing Hope In the North」。
 さいきんの北鮮内には「合法自由いちば」があるのだが、ここが戦後日本の闇市よりも凄いことになっている。
 警察官たちが出店商人にいいがかりをつけて、商品を何でもまきあげようとする。それに対して商店側は若い者が暴力で徹底抗戦する。
 頭を抱えた平壌政府は、「60歳以上の者でなくば合法出店は許さない」としたが、今度はそこへ商品を搬入するだとか女の店員を守るとかの名目で、若い者が眼を光らせるようになり、殺伐とした雰囲気が漲っている。
 韓国内の軍事分析員たちの結論。もはや北鮮には南進の能力など無く、「あと何年体制を存続させ得るか」、それだけが課題となっているという。
 また韓国の分析によれば、北鮮はもう1990年代のうちに、こっそりと、「南侵」を政策としては諦めていた。
 やはり韓国の分析によれば、北鮮は、武器として使える原爆は、1発も製造できていない。
 北鮮軍隊の高級幹部は、軍事的な有能さと無関係に、とにかく三代目に対して忠誠で、しかも若い者によって、ほぼ全員、交替させられた。
 6月の北鮮の降雨はまあまあであった。おかげで最悪の旱魃はまぬがれた模様だが、河川の下流の汽水域の遡上が大問題になっている。つまり今までは河口の川水だけに塩分があったものが、長期間、流量が足りなかったために、沖積平野の河川の中流まで塩混じりの水となってしまったのだ。塩気ある川水は、水田灌漑の役にも立たないし、飲み水にもならない。