インドネシアの鉄道工事はすべてシナ人苦力が担当する。シナ軍がジャワ島を占領する日も近い。

 ?記者による2015-10-5記事「SHOOT FIRST」。
  クンドゥズの病院を10-3に空襲して「国境のない医師たち」を爆砕したのはAC-130だった。この機体は他の航空機とは異なったROEに従っているのである。
 AC-130はたっぷり1時間以上、この病院を攻撃し続けた。
 武装は、25ミリ機関砲、40ミリ機関砲、105ミリ榴弾砲。
 クンドゥズの住民は30万人である。
 この医師団はパリに本拠がある。仏語で「Medicins Sans Frontieres (MSF)」と称す。クンドゥス市にはもう四年間も居たのである。
 この医師団は9-29に米軍に病院の所在を通知していた。その病院にはスタッフは180人いた。
 襲撃は真夜中の2時8分に始まり、途中で15分間の休憩をはさみながら、3時15分まで続いた。
 攻撃は病院のメインのビルに集中してなされ、周辺の建物は狙っていないようであった。
 被害者の証言。一連の爆発のあと、飛行機が旋回している音が聴こえましたよ。中休みがあり、また一連の爆発。その繰り返しです。
 患者10人(うち3人は子供)とスタッフ12人が死んだ。他に37人が負傷。
 ベッドが燃えたことによる焼死者が含まれる。
 残った患者はスタッフが別の市へ自動車で転送した。悪い舗装の道のりは数時間。
 とうぶん、医師団は、クンドゥスでの活動を諦める。
 米軍の発表。そのビルから米軍に対して発砲があったので、爆撃したのだと。
 米空軍は総計28機のAC-130を世界各地に展開している。
 AC-130は、無辜住民のコラテラルダメージを回避する一法として開発された精密攻撃用のシステムだが、今回まったく裏目に出た。
 米軍のROEには「CDE」が含まれる。コラテラル・ダメージ・エスティメイション。
 この手続きを履行する義務のある筆頭の将校は、エアー・コントローラー、すなわち空襲を地上から要請する係であるJTACである。
 エアコントローラーがまず住民の安全を請合わねばならない。その上で爆撃許可が出るのだ。
 ただし、この2009年のCDEには例外規定があった。固定翼機の場合、その武器が105ミリ砲未満であれば、そうした手続きは無用である、ということにされているのである。
 つまりAC-130搭載の40ミリ機関砲と25ミリ機関砲は、「シュート・ファースト&インテロゲイト・レイター」のノリで発射できるのだ。
 特に、友軍が敵火にまさにさらされているという情況下では、AC-130の25ミリと40ミリの発射基準はとても緩くなるという。これは元乗員の『デイリー・ビースト』に対する匿名証言だ。
 次。
 Thomas Gibbons-Neff記者による2015-10-5記事「Top U.S. general: Afghan forces requested airstrike that hit hospital in Kunduz」。
   アフガンにいる米陸軍のジョン・キャンベル将軍いわく、この爆撃要請は、アフガニスタン政府軍が出したものだと。
 第一報では、病院から米軍が銃撃を受けたといっていた。そうではない。病院から銃撃されたのはアフガン軍だった。
 アフガン軍のスポークスマン氏いわく。それは「ストロング・ポッシビリティ」だと。
 AC-130のロイタリング高度は、だいたい7000フィートである。その高度で旋回しながら地上の一点を精密に銃砲撃する。
 だいたい3門の火砲を胴体の片舷に突き出している。105ミリ砲と、40ミリ機関砲と、もうひとつは25ミリまたは30ミリの機関砲。
 他のジェット攻撃機ならば攻撃目標についての地図か座標が必要である。しかしAC-130は基本的に目視で照準するので、地上のリエゾン将校は、目標についての方角と距離を無線で伝えるだけ。
 だから、国境なき医師たちが自分たちの所在についての地図や座標を米軍にあらかじめ通知していても、それは何にもならなかったわけだ。
 AC-130は敵地には進攻しない。そういう飛行機ではない。
 また、昼間も作戦しない。AC-130は、夜だけ作戦する。
 クルーは12名前後。ナイトビジョンを通して目標を確認する。
 次。
 ストラテジーペイジの2015-10-5 記事「The All-Seeing Giraffe」。
   スウェーデン製の地上移動型小型対空警戒レーダー「ジラーフ・アジァイル・マルチ・ビーム」に英国がカネを出して性能を改善させる。
 ジラフはトレーラーから麒麟の首のようにフォールディング・マストを延ばして、地表から13mのところまで小型レーダーを持ち上げ、超低空でやってくる敵経空脅威を探知するシステム。
 やってくるものが巡航ミサイルであっても、ジラフ・レーダーがあれば、着弾まで20秒の予期余裕時間を稼げるという。
 オーストラリア軍は、アフガニスタンにジラーフを持ち込み、ロケット弾によるゲリラ的奇襲の警報に役立てている。
 ジラフは1977年に登場した。※季刊『MARCH』とかあの辺の媒体で初見したという記憶があります。これからは対UAVだね。
 いまではバージョンが8つあり、小型艦艇用もある。
 陸上型は6×6トラックの荷台にシェルターコンテナとして搭載できる。
 探知レンジは軽量型だと100km、重量型だと350km。探知高度は軽量型だと6000mまで。重量型なら2万mまで。
 次。
 Matthew Bodner記者による2015-10-5 記事「Russian Warships Could Strike Inside Syria」。
  ロシアはシリアのラタキア空軍基地に「クラスカ4」という電波妨害システムを持ち込んだ。これは西側航空機の搭載レーダー、兵装誘導電波、通信電波、無人機、なんでも役に立たなくしてしまえる。※GPSジャマーが当然に含まれる。カーターはこのことを予期して、これからは超精密INSの時代になるぞと今年四月に言明している。自衛隊は何か対策しているのか?
 クラスカは2012年に初登場した。半径150kmから300kmまで電子ノイズで覆ってしまえる。
 クラスカをゲリラ相手に用いてもあまり意味はない。これは西側空軍の活動を妨害しようという設備である。