1981年頃のソウルナンバーで、歌い出しが「〔I’m ?〕ランニングハ~イ」という黒人男声の素っ頓狂なメロになっているもの、ご存知の方は情報を下さい。

 ストラテジーペイジの2015-10-6 記事「Russia: Putting On A Show In Syria」。
  ロシアは8月からアサド支援を公然とおっぱじめた。国連がアサドに武器を供給してはならぬと決議したことも公然と蹂躙して。
 でかいのは空軍用の戦闘機の供給。アサド空軍は2011いらい七割をなくしているから。
 そしてヒズボラにとっては、露軍の到来はビッグ・リリーフ。
 レバノン人も、ヒズボラによるアサド支援なんて、やめてほしかった。
 アサドは、レバノンがシリアにとっての失地だと見ている。だから両国はそもそも敵なのだ。
 アサドはレバノン人に優しかったことはいちどもない。そんなアサドのために助力するなんてレバノン人にはまっぴらだ。それをイランが命令してやらせていた。
 しかし露軍が本腰を入れるとわかって、9月末にヒズボラは、イランとアサドへ通告した。これからは、レバノンにアルカイダとISが入ってこようとしたときにだけ戦闘する。他の任務からは手を引く、と。
 アラブのメディアは誰もロシアの悪口を言わない。
 ISに公然と真正面から喧嘩を売ることをしたのはいまのところロシアだけ。アラブのどの国にも不可能だ。
 サウジのイエメン空襲、ロシアのIS空襲の流儀こそが〔イスラエル人に言わせれば〕正しい。コラテラルダメージなど気にしては現代の悪質なゲリラには勝てないのだ。
 シリア分割の構想がロシアにはある。
 ロシアは、ダマスカスから海岸にかけての「シリアのハートランド」を「アサドの国」として分離させて保ちたい。
 ロシア軍はシリアのタルトゥス港と、そこから北へ85kmのラタキア飛行場を押さえている。そしてどちらでも拡張工事を始めた。
 ロシアは、送っているのは義勇兵/志願兵だと言い張っている。
 ロシアはウクライナ派遣軍をシリアに転用することを考え始めた。
 モスクワは、ウクライナと東欧で、侵略や脅迫の悪役のイメージができてしまったので、シリアでは善人ぶりたい。
 ISは2013からあらわれた。シリアではそのときからみつどもえである。
 シリア内のゲリラはトルコ国境沿いで作戦することを好むのでロシア空軍機はどうしてもトルコ領空に入ってしまう。ロシアはこれについてトルコに詫びている。ゲリラはトルコ領土にも入って行く。それを追う。
 トルコ国民は、意図的でなくても領空侵犯機は撃墜しろと怒っている。トルコ国民とロシア人は昔からの仇敵である。
 ロシア軍機はもっか、1日に20ソーティしかできていない。
 おそらくこれはやがて100ソーティにはなろう。
 シリア軍のなかにはロシア語ができる者がたくさんいるので、地上からCASを呼ぶのは簡単である。
 ドンバスでは露軍の活動は鈍った。あきらかにシリアに努力をシフト中なのだ。
 ロシアのインフレは止まった。15%の線で落ち着いた。これは彼らにはグッドニュース。
 65ルーブルが、いま、1ドルである。ルーブルの価値も下げ止まった。これは、ロシアに対する国連制裁の効果が限度に達したことを意味している。
 しかしロシアのGDPはひきつづき縮んでおり、国内失業率はひきつづき上昇している。
 ウクライナ軍からは1万6000人が、昨年いらい、脱走しているという。武器をもったまま逃亡した者も多い。そんな相手だから、露軍としてはそっち方面は手を緩めてもだいじょうぶだ。
 シリア西部ではロシアはUAVを偵察に飛ばしている。
 イスラエルとロシアの合意。イランがシリア内でヒズボラに武器を渡そうとしたら、イスラエルはそれを空爆する。ロシアはそれについては邪魔しない。
 また、シリア軍やシリア内のゲリラがイスラエル領土を砲撃したら、やはりイスラエル空軍は報復爆撃を加えるが、ロシアはそれについても傍観する。
 ちなみに、ヒズボラがレバノンに持ち込みたがるハイテク武器はロシア製のSAMやSSMである。
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 Thomas E. Ricks記者による2015-10-5 記事「There’s a reason America’s vets can’t find work but not what Ben Bernanke thinks」。
   完全志願制に移行して50年近く。いまや米軍の新兵に、知能テストで下位40%に属す阿呆は一人もいない。
 ところがそれでありながら、米軍を中途除隊した者の再就職は、うまくいかない。
 これについて、ベン・バーナンキ(前の連邦準備局長)の御託宣はこうだ。
 ――優秀な18歳の若者が、民間会社に入って10年経つと、再就職のためのスキルがすごい身についている。しかし18歳の若者が軍隊に入って10年経つと、再就職のためのスキルがほとんど身についていない。
 のみならず、民間会社で10年勤続した者のサラリーは、軍隊に10年勤続した者のサラリーよりもずっと良い。
 つまり、米国軍隊は、若い兵隊たちを軍隊内部でロクに教育していない。多面的に技能を与えたり才能を伸ばそうとはしていないのだ。だから除隊後に彼らは再就職できずに失業者になってしまう――。
 統計によると、9-11以後、米軍退役者の年収は、中央値よりも11%高いことがわかっている。つまりバーナンキは事実を間違えている。
 しかし再就職に失敗して失業している元軍人の率は、軍歴の無い者よりも、3割高い。
 真因は何か? 元米兵は、IQも高いし仕事スキルもあるのだが、ただひとつ、ジョブ・サーチのスキルだけがないのだ。
 およそ軍隊では、上官がすぐ下の部下を雇用するという風習がない。たとえば連隊長が、自分の部下としたい大隊長を自分で面接して採用する、ということはできないのである。海軍でも空軍でもそれは同様。
 だから軍人たちは、何十年、軍隊の飯を食っていても、「就職面接」のスキルだけはまるで身につかないのである。それがなくとも出世ができてしまうから。
 お役所の中ではセクハラ野郎が繁茂する。理由は、上司には部下を雇う力も解雇する力もないからである。ゆえに不徳な行為を止めさせる力も無い。
 将官クラスになれば自分の参謀は選べる。それ以下では、選べない。
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 APの2015-10-6 記事「Ex-UN General Assembly head among 6 held in bribery scheme」。
  前の国連の大幹部だったJohn Asheが、その任期中、中共の土建業者らから50万ドルの賄賂を貰って、アンティグァでの開発プロジェクトを斡旋していたことが発覚した。アッシュは米連邦捜査当局により逮捕された。
 贈賄者は、シナ人のNg Lap Sengである。
 こやつは個人所有のジェット機で米国内に現金450万ドルを持ち込もうとしてバレた過去がある。米国内にも豪邸を構えている。