スーザン・ライスは習近平に「米支核制限条約」を提案する気だ

 Dan Lamothe記者による2016-4-8記事「Pentagon, top admiral deny claim of ‘gag order’ on South China Sea issues」。
 『ネイヴィー・タイムズ』紙によれば、水曜日(2016-4-6)、スーザン・ライスは、DCで開催予定の核サミットに習近平を招くのにあわせ、米軍太平洋コマンド司令官ハリー・ハリス提督をはじめとする軍人たちに緘口令を強いている模様。
 これに反発しているのはセクデフのアシュトン・カーターとハリス提督だ。彼らはオバマに自由に進言するつもりである。
 ハリスは2月にこう議会証言している。シナが東アジアの覇権をめざしていないとみなすためにはこの地球が丸くないと信ずる必要がある、と。
 カーター長官はこれからアジアを歴訪する予定。比島は訪れる。
 ※ところが今日の速報によれば、カーター氏のシナ訪問はキャンセルされた。これはライスがカーター抜きでどでかい提案を中共相手にするつもりだからだろう。オバマ政権末期の最後の大仕事としてじぶんの手柄を歴史に残しておきたいと画策することは十分に考えられる。
 次。
 Kelsey D. Atherton記者による記事「Millimeters-Thick Metal Foam Armor Obliterates Incoming Bullets」。
 M1ライフルの高速弾を表面で粉砕してしまう、厚さ1インチのとんでもないボディーアーマーが試作された。
 ノースカロライナ州立大学のラビエイ(Afsaneh Rabiei)教授(♀)が開発した。
 表層に、炭化ボロン・セラミクス。中層が、泡状のコンポジット・メタル。そして裏面は強化アルミ合金7075もしくはケヴラーの板である。あわせて厚さは1インチ。
 そこに7.62mmNATO弾を撃ち込んでも、わずか8ミリの凹痕がつくだけだという。
 ※これは表面が硬いから、そのまま防刃ヴェストにもなるわけだ。すばらしい。