インドは消滅したMMRCAをまたやりなおす気らしい。F-18とF-16Vを競わせるつもりだ。カーター氏もたいへんだな。ダッソーは怒れよ。

 Sud Korea Fahne記者による記事「Report of North Korean defector raises eyebrows」。
  ヨナップ新聞は、韓国政府密着メディアとして知られている。
 その特だねによれば、韓国内で情報収集する任務のスパイが、韓国に亡命申請したのだという。
 彼は、北が三代目になってから、二番目に高位の亡命者だという。しかしそう言っているのはこのヨナップだけなのだ。誰が信ずる?
 2015-6に、ヨナップは同じように、北鮮の化学者がフィンランドに亡命したと報じた。ところがそやつが語った「北鮮内の人体実験」とやらは、すべて嘘話であることが数週間にして判明した。『ヘルシンキ・タイムズ』の結論。
 それについてのヨナップの言い訳。平壌を貶めようとした一人のNGOの人物に騙されたニダ、だと。
 2012に平壌に初めてAPの支局を開設しているジャン・リーいわく。「韓国のメディアの質はスタンダードが非常に低いのです」。
 多くの報道はソースが匿名で、クロス・チェックを一切してません。
 ですのでわたしは同僚たちには、「韓国のメディアが北鮮について報じた内容は決して引用するな」と釘を刺しているんですよ。
 2016-4-8に似たような臭いのヘッドラインが踊った。中共の寧波で働いていた12人以上の北鮮レストラン従業員たちが、亡命して京城に向かった――というのだ。
 北鮮関係のニュースが専門のジャーナリスト、ハヨンチョイは、金曜日(4-8)に韓国の統一省が異例の(通例は月曜朝)記者会見を開くというショートメッセージを受信したので、また核実験でもやったんか、と色めきたった。
 ところがその会見場での発表は、件のレストラン従業員の亡命に関するものであった。参集した内外のジャーナリストたちは皆、唖然。
 これはとても胡散臭いのである。というのは、統一省は通常、新たな亡命者があったことについては、数ヶ月間は秘密にして、一切何も語らないものだからだ。まずそやつらが工作員(偽亡命者)でないのかどうかを訊問して見極めねばならぬためで、当然のことだ。
 チョイいわく。ほとんどの亡命事件では、一言のコメントも統一省から得ることはできません。亡命者が北に残してきた係累に災いが及ばぬように配慮しなくてはなりませんからね。
 つまりこの「亡命」劇は、政府と統一省による、間近に迫った韓国の「選挙」のためのバレバレの演出だったのですよ。――と、LAタイムズの特派員氏。
 ※ほぼすべての日本のメディアがこれにひっかかってたよな? それとも、「親北鮮の候補などに投票するなよ」と、親切に日本国内から韓国人有権者に呼びかけてやったのか? 間抜けしかいねえのか。