Mr. McCain, we owe you much.

 David Larter記者による2016-4-15記事「John McCain is done pussyfooting around with China」。
  ジョン・マケイン上院軍事委員長が『FT』紙に寄稿し、オランダにある国際常設仲裁法廷がフィリピンの訴えを認める判決を下す直前に中共軍は南シナ海にADI(防空識別圏)を設定する等の反噬アクションを起こすはずだから、それを米国は「海洋の自由」作戦によって打破しろと訴えた。
 中共軍は、スカボロ礁に判決前に先手を打ってミサイルとレーダーを配備してしまうかもしれない。
 いずれにしても、米軍は、スカボロ礁沖に米空母艦隊を通航させる必要があるだろう。
 ※公船によるラミングをやってくる中共のグレーゾーン侵略に対しては、比島政府はそれを逆手にとった適切な戦術を取らねばならない。すなわち、ラミング1発でバラバラになるような小型の木造船を比島海軍所属艦として多数登録しておき、そこに機雷を満載してスカボロ礁上にズラリと並べる。シナ漁船や海警船が比島軍艦に意図的にラミングすると、比島軍艦は破砕し、たちどころに無数の沈底機雷が自動的にスカボロ礁EEZ内海底に撒布され、あとは漁船だろうが公船だろうがその浅瀬に近寄ることはできなくなる。水深の深いところではこの機雷は無効だが、シナとしては最終的に「砂盛り島」要塞をパラワン島近くに造成できなければグレーゾーン侵略の意味はないので、往生するのは中共側。比島政府は主権を安泰にすることができる。脆弱さが勝利の鍵だ。この沈底機雷には、木製の「翼」等を取り付けて、ストレートに真下へは沈降しないようにしておけば、適当な撒布界を得やすいだろう。