なぜ古代人はカラスと太陽を結び付けたか。烏は地上の知人に上空から挨拶すべく自分の影でその人物の眼球を一瞬よぎる。家屋の窓に対して為すこともある。

 Harry J. Kazianis 記者による2016-4-25記事「Scarborough ‘Shoaldown’: An Opportunity to Push Back Against China」。
   諸情報を総合すると、次に中共が砂盛り工事をおっぱじめようとしている場所は、スカボロ礁である。
 A-10を比島に展開したことで、米国は本気を示した。
 『WSJ』紙は、米駆逐艦1~2隻をスカボロ礁の近くで碇泊させろとアドバイスしているが……。
 ※この記者は『米日越三国同盟』というリポートを書いたことがあり、近々、『A2/ADの老子道教』という新著も出す予定だそうだ。民明書房か?
 次。
 DAVID AXE記者による記事「The Pentagon Sent Four A-10 Attack Jets to Fly Around China’s Claims in the South China Sea」。
   バリカタン2016演習に参加のため比島に飛来した4機のA-10対地攻撃機は、普段は韓国に所在する第51戦闘飛行連隊に所属している。
 同演習は4-15に終了したが、4機のA-10と2機のHH-60Gヘリコプターはクラーク基地にそのまま残留している。
 4-19、これら6機は、ルソン島の西海域を初哨戒飛行。
 前後して空母『ジョンCステニス』艦隊がFONOPを実施。
 カーター国防長官と、比島のガスミン国防相は、空中移動して4-15に『ステニス』甲板を訪れた。
 米空軍は300機前後のA-10を有している。
 トルコの基地からはA-10がシリアのIS攻撃のため出撃している。
 2011には、1機のA-10が、その30ミリ・ガトリング砲によって、リビア沿岸にて敵性ボートを撃沈した。
 ボーイング社は、米空軍が退役させるA-10を補修して比軍に転売したいと考えている。今回の哨戒飛行は格好の宣伝になり、比軍人に絶大な印象を与えるであろう。