「読書余論」 2016年7月25日配信号 の 内容予告

▼防研史料 『爆弾信管関係』
 海軍の爆弾にとりつけた信管の秒時が網羅的に記されている。
▼防研史料 『爆弾第三十三回実験』S15-3-29
▼防研史料 『爆撃参考綴』〔マル6/兵器/136〕
 ※この史料は本格的なものである。
▼防研史料 S13-5-28~S18-8-1『爆弾関係資料綴』by航本
▼防研史料 『爆弾本体一覧表』(英文)
 海軍の爆弾についてである。
▼後藤 乾一[けんいち]『近代日本とインドネシア』1989-4
▼根本惣三郎ed.『回顧 乃木将軍』S11
▼渡辺 求『乃木将軍と孝道』S15
▼横山達三(黒頭巾)『乃木大将』大1-11pub.
 伊藤博文より乃木の漢詩の方が平仄が正しいという。
▼陸軍歩兵大尉高橋静虎『恩師乃木将軍 第一』大3-10
 ヒエは何年貯蔵しても虫がつかない。腹にももたれない。城内糧食である。よって、武士が用いる。
▼大島輝久『乃木大将言行録』S2
 植木では死傷者は人夫をして後方に運搬させた。弾薬糧食の推進、後退も、人夫にさせたのである。
▼東 岩美『乃木大将 第一巻 錬磨育成篇』S16-10
▼四元学堂『忠勇義烈 軍神乃木大将』大8初版、大9repr.
▼『日本海軍航空史(3)制度・技術篇』S44 時事通信社
▼高幣[たかへい]常市『山本五十六元帥』S18-10
▼『浦賀船渠六十年史』S32 同(株)ed.,pub.
 エリコン20ミリ機銃とその弾薬包を生産することになる大日本兵器(株)を知るための基礎資料。
▼宮野澄[とおる]『不遇の提督 堀 悌吉』1990、光人社
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 「読書余論」は、主に軍事系の古本を、兵頭が注目した一斑の摘記や読書メモによって紹介し、他では読めないコメントも附しているものです。
 あまりに多すぎる過去の情報量の中から「兵頭はここは珍しいと思いました」というポイントだけ要約しました。
 大きな図書館に毎日通えない人も、最低費用で、過去の軍事知識のマニアックな勘所に触れることが可能です。
 また、ミリタリーしか読んで来なかった人には、他分野の情報が、何ほどか有益かもしれません。
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