トランプの他者攻撃キーワードはfailedという修飾語のようだ。

 JEFF HORWITZ and DESMOND BUTLER記者による2016-8-17記事「Trump’s campaign chairman tied to undisclosed foreign lobbying」。
  トランプ陣営の選挙事務所大幹部、ポール・マナフォートがプーチンの回し者である可能性が浮上してきた。
 米国の連邦法は、米国人ロビーイストが外国指導者や外国政党のために働く場合には、詳細な報告を司法省に提出することを義務付けている。この法律は、FARA(Foreign Agents Registration Act)という。
 FARAは外国代理人ロビーイストに次の登録を要求する。自宅住所、すべての領収金、支払い金、政治的な寄付金、電子メールやパンフレットやプレスリリースによってレクチャーしたことの詳しい内容。
 その記録は、連邦上院において保管される。
 違反すれば、最高で懲役5年だ。
 トランプは水曜日(2016-8-17)にベテランの共和党の保守戦略家×2名をアドバイザーに据えた。しかし選挙キャンペーンは依然としてマナフォートに仕切らせ続けている。
 マナフォートと、これまたトランプ選挙事務所の幹部であるリック・ゲイツは、2012年に、ウクライナ大統領ヴィクトル・ヤヌコヴィッチの政党の代理人としてロビー活動をしていた。ヤヌコヴィッチはプーチンに籠絡されてしまったため結局、民衆から追放された人物だ。
 マナフォートのロビー活動の焦点は、ヤヌコヴィッチが投獄している政敵を釈放しろという圧力を米議会がかけないようにさせることであった。
 関係した米国内のロビー会社は2つだが、うち1つは、民主党やクリントンとのコネが強力である。
 ポデスタ社の社主は、民主党の戦略家のジョン・ポデスタの兄弟なのだ。ジョンは今はヒラリーの選挙参謀である。
 もうひとつのマーキュリー社の経営者、ヴィン・ウェーバーは共和党の元連邦議会議員。ミット・ロムニーのアドバイザーも勤めた。
 上院に預けられているロビーイング公式記録によれば、上記2社は、113万ドルを、2012-6から2014-4の間に欧州から受領している。ロビー工作した対象は、議会、NSC、国務省など。
 ウクライナ政府は間接的に2社にカネを渡したようである。
 FARAにもとづいて訴追がなされることは稀だ。
 その稀な例がひとつ。ミシガン選出共和党代議士のマーク・シルジャンダー。スーダンのハルツーム事件に関して米議会にて違法なロビーイングをしたことを2010-7に司法当局に対して認め、1年間、刑務所で暮らしている。
 ポデスタ社はじつに手広い。日本、韓国、ベトナム政府も同社を利用している。
 マーキュリー社の顧客には、トルコ、カタール、UAE、ケイマン諸島政府などがある。
 ※韓国が利用しているロビー屋に日本の宣伝を頼んでいるとは、日本外務省は頭がおかしいのではないか?
 次。
 『兵頭二十八の防衛白書2016』の間違い。
○59頁4行目
 る。炸薬の
  ↓
 る、炸薬の
○73頁
 J-TAG
  ↓
 J-TAC
○161~163頁
 ドゥアルテ
  ↓
 ドゥテルテ
○182頁
 P-2
  ↓
 US-2
○302頁3行目
 無いことする特
  ↓
 無いことにする特
○323頁と418頁のキャプション
 ※チヌークは、3つあるフックのうち中央のを使えば、最大12トン吊れる。したがって軽装甲機動車も吊れる。ちなみにCH-53Eスーパースタリオンなら、ストライカーも運べる。受油プローブ付きの型もあるから、それで尖閣までかなりの重量物を空輸できる。
○341頁のルビ
 しやが
  ↓
 しやか
○381頁のルビ
 よし
  ↓
 ゆえ
○394頁
 このポット苗を畑に定植する時期は、
  ↓
 このポット苗を畑に定植する作業は、
 ――――以上、まだ発売されていませんが、お詫びして訂正します。