朝夕めっきり涼しくなってしまいましたね

 Richard Fontaine記者による2016-8-24記事「Australia’s Ambivalence Makes It Vulnerable」。
  げんざい、豪州軍の二つ星将軍が、ハワイで、米軍部隊を指揮している。
 アンザック、カナダ、米、英は、「五つ目」と呼ばれている。情報共有同盟である。
 しかるに豪州の輸出の三分の一はシナ向けである(特に鉄鉱石は二分の一以上)。G-20諸国の中では最も対支依存率が高い。
 シナから豪州への投資も異常なレベル。最近では、ニューサウスウェールズ州(首都キャンベラが所在する)の電力網がそっくりシナ企業によって受注されている。普通の国はこんなことはさせない。
 豪州の大学や諸学校は5万人のシナ人留学生を受け入れている。豪州政府はこれを〈教育を輸出する産業〉だと称している。
 米国が追求する国際商業ルールを、豪州が平然と破るように中共が圧力をかける日が来るというのが、識者の恐怖である。
 北京は豪州の主力紙にシナ語の別刷り付録を印刷して無料提供するというスゴ技を行使中。豪州内拠点のシナ語メディアにも北京から有料広告を出してやって、それらの経営陣が北京の命令には逆らえないような関係を保っている。
 シナ系企業の在豪州の子会社も、せっせと政治献金をしている。
 国民は、じぶんたちを儲けさせてくれたシナを切ることができない。感情的に。
 豪州基地に米空軍は、爆撃機とタンカーをローテ駐留させたい。シナはもちろん反発。
 次。
 Patrick Tucker記者による2016-8-23記事「Boeing Wants to Patent a Fire-Fighting Howitzer Round」。
   ボーイング社が、山火事を消火できる「榴弾」を開発した。これを155ミリ榴弾砲から発射すれば、簡単に消火が可能。
 従来、883エーカーに燃え広がっている山火事を消火するには理論上、36万ガロンの消火剤が必要で、それを空から撒く作業には計算上、34時間以上かかってしまう。
 ところが34時間もあれば火は延焼するから、けっきょく3130エーカーが焼けてしまうかもしれないのである。
 1発の消火砲弾の中には1ガロンから6ガロンの消化剤が入れられる。射程を長くするためには1ガロンを詰める。短くていいなら6ガロンだ。
 その1発が、100平方フィートを消火する。
 3ガロン入りの砲弾を緩射し続けた場合、6時間で21万4000ガロンの消火剤を撒ける計算になる。これはヘリコプターによる消火作業の2倍の早さである。
 精度だが、射程が15マイルなら、狙った点から15フィート以内で空中炸裂する。
 2016年、全米ですでに32件以上の大山火事があり、400万エーカーが焼失した。
 ※とうとう対支抑止に関して役立たずなSPの再活用法が発見されたな!