「読書余論」 2016年10月25日配信号 の 内容予告

▼マックスウェル著『中印国境紛争』1972-1、原1970 つゞき
 ※最後まで。
▼エレン・C・ダンコース著、高橋武智tr.『崩壊した帝国――ソ連における諸民族の反乱』新評論 1981-2pub. 原1978
 ※イスラムテロリズムの淵源を知りたい人は必読の文献。イスラム伝統主義の復古にモスクワ共産党が最初から手を貸していた。チェチェン騒動はそのブーメランだと分かる。
▼『海軍中攻史話集』つゞき
 ※最後まで。とにかくものすごいボリュームで、割愛できない証言がてんこもりの1冊。空襲作戦や対艦攻撃任務のリアリズムを承知したい人は、必ず目を通しておくべき好史料。
▼土肥一夫監修『海軍 第一三巻 海軍航空 航空隊 航空機』S56-9
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 「読書余論」は、主に軍事系の古本を、兵頭が注目した一斑の摘記や読書メモによって紹介し、他では読めないコメントも附しているものです。
 あまりに多すぎる過去の情報量の中から「兵頭はここは珍しいと思いました」というポイントだけ要約しました。
 大きな図書館に毎日通えない人も、最低費用で、過去の軍事知識のマニアックな勘所に触れることが可能です。
 また、ミリタリーしか読んで来なかった人には、他分野の情報が、何ほどか有益かもしれません。
 「読書余論」は、毎月25日に「武道通信」から最新号が配信されます。1号分の購読料は500円です。
 バックナンバーも1号分が500円で、1号分のみでも講読ができます。
 過去のコンテンツは、配信元の「武道通信」のウェブサイト
http://www.budotusin.net/yoron.html
 で、タイトルが確認できます。
 電子書籍ソフト対応の「一括集成版」もできました。詳細は「武道通信」で。
 ウェブサイトでわからない詳細なお問い合わせは、(有)杉山穎男事務所
sugiyama@budotusin.net
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