武漢でまたも暴動か?

 Hope Hodge Seck記者による2016-9-29記事「Marines Conducting Tests with 3-D Printed Munitions」。
  3Dプリンターで製造した弾薬は、従来製法のものより殺傷力が高まったそうである。
 3Dプリント工法によるならば、1発づつ、特注品の弾頭を製造できる。破片の飛散距離や、破片を飛ばす方向の制御ができる可能性もある。
 ※まちがいなく「打ち上げ花火」にこれが適用できるだろう。花火職人が手作業で半年かけて二尺玉を製造する必要などなくなる。その次は、「反対斜面」陣地に潜んでいる敵を味方のロケット弾で打撃するとき、地面の無い方向へは破片を飛ばさず、地面の近い(斜面の)方向にだけ全破片を撒布させる、毀害エネルギーの節用&集中だ。弾頭内を軸線に対して非対称にレイアウトすればこれは実現する。
 従来、「特注品」はやたら高額についた。ところが3Dプリンターが普及すれば、「特注品」もマスプロ商品とコスト面で競えるのである。
 海兵隊が達した注意事項。各整備大隊において3Dプリンターで部品をこしらえるときは、一目見て識別ができるように、黄色とか緑色に仕上げること。オリジナルの部品と同じ色にしてはならない。
 オスプレイのエンジンナセルリンク(てのひらサイズ)や消火装置のステンレスレバーをプリントアウトできる3D装置は90万ドルくらいする。
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 Geoff Fein記者による2016-9-29記事「USN shows the art of the possible with its concept for an advanced 81 mm mortar」。
  誘導尾翼だけでなく、滑空主翼まで展張する、新型の81ミリ迫撃砲弾。
 81ミリ迫撃砲なのに、射程が22.6kmにも延ばせる。
 すでに2015年のテストで、19.1km先の標的に誤差10mで着弾させている。
 ロケットアシストするよりも、主翼を展張して滑空させた方が射距離をかせげるということをやっとつきとめた。
 高性能のロケットは高額だし、その割には動作が不安定。
 弾頭シーカーは、セミアクティヴレーザーホーミングにも対応する。
 しかもそのシーカーのコストはぐんと下がった。
 ※最近感心したのが「ステンレスミラー」だ。
 厚さ1ミリのステンレススチールの薄板の表面をハイテク仕上げすると、ガラス鏡面に匹敵するまでになる。
 とにかくガラスを使っていないから、衝撃が加わってもパリンと割れることがない。軍用車のバックミラーはこれにするべきだろう。
 それだけじゃない。こいつを応用すれば、敵の照準用のレーザー光を散乱させずに1方向へ反射させてしまうことができるはずだ。
 ステンレスだから熱にもパルス振動にも強い。
 となると、ゲリラのロケット弾の表面をこの「ステンレスミラー」にしたら、レーザー砲では迎撃はできなくなるわけだ。
 大都会の建物の屋根に使ったらどうなるか。夏の陽射しをぜんぶ反射してしまう。クーラー代の節約になるだろう。
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 ストラテジーペイジの2016-9-30記事。
  9-9テストへの制裁として中共は、朝鮮国境を3日間閉鎖した。しかし交通はすぐ再開された。制裁のヤル気なしなしである。
 北鮮の合法輸出の半額はシナ向けである。シナからは北鮮に毎年30億ドル分の商品が輸出されている。食糧や医薬品等は国連制裁禁輸の対象外なので。
 武漢市が暴動寸前。報道は完全に遮断されていて、インターネットも片端から削除されている。
 じつは2011年以来、武漢では人民大衆による反腐敗抗議行動が頻発している。中共中央はこれを絶対にメディアでは取り上げさせない。
 要するに地方の高級党員がビジネスに手を広げて腐敗している。中共が事業家を党の高位に進出させることを認めたのは1980年代だった。
 武漢や南部の省とか大都市の行政トップはしばしば、全国の共産党幹部に対するみせしめ粛清の対象にされてきた。
 しかしそういうところに誰が中央から落下傘降下しても、一段下の地方行政単位レベルでは腐敗は続くという。
 ヴェネズエラの社会主義政権による経済破綻はとめどがないので、中共も財政の梃子入れはしないことにした。
 国家の負債額は、もし社会主義政権が別の政権になっても、とうてい返せない量。
 2015の中共借款は、たんに油田を維持させるための費用分。
 中共はかれこれ450億ドルをヴェネズエラに貸し込んでいる。
 シナ人労務者は2014からヴェネズエラに入り込み始め、いまでは3万人。
 9-26に韓国沖でシナの違法操業トロール漁船が公海へ逃げようとし、しかも無線でシナ海軍を呼んだ。すぐさま韓国海上警察がスピードボートで乗り移ったところ、17名のクルーが一区画に立て籠もったので、2発のフラッシュグレネードを投げ入れた。そしたら船火事になった。機関室に立て籠もったシナ人3人が煙で窒息死。残り14人は留置場にぶちこまれている。