「読書余論」 2016年11月25日配信号 の 内容予告

▼古賀斌[たけし]『武士道論攷』S18-7
▼石田文四郎『日本武士道史の体系的研究』S19-3
▼東海林辰三郎『名将逸話 時代の武士』M45-7
▼『地學雑誌』1997-3 所収・松山薫「関東地方における旧軍用飛行場跡地の土地利用変化」
▼周緯『中國兵器史稿』1957
▼渡辺宗太郎『新しい警察』S24-5
▼小関尚志『日本臣道史』S16-9
▼箕作元八『西洋史新話(第六巻)武士道の華』S16-11
 英仏戦争史である。
▼田中義能『武士道概説』S7-10
▼葦津珍彦[うずひこ]『武士道――戦闘者の精神』1969
 ※学生闘争が激化していて、もうじき乱世が来ると予期した本。
▼石川公弘『過密の中の軍事基地』1994-11
▼(財)大日本航空技術協会ed.『航空基地建設器材輯覧(III)掘鑿器材』S20-3、大雅堂pub.
 敗戦直前ながらも、米国の最新土工器材のカタログを集めていた。
▼川村静『警備戦術の要諦』S27-10
 著者は陸幼出の警察高官。
▼片方[かたがた]善治『警察のシステム工学』S50-7
 著者は米国でシステム工学を修めた。
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 「読書余論」は、主に軍事系の古本を、兵頭が注目した一斑の摘記や読書メモによって紹介し、他では読めないコメントも附しているものです。
 あまりに多すぎる過去の情報量の中から「兵頭はここは珍しいと思いました」というポイントだけ要約しました。
 大きな図書館に毎日通えない人も、最低費用で、過去の軍事知識のマニアックな勘所に触れることが可能です。
 また、ミリタリーしか読んで来なかった人には、他分野の情報が、何ほどか有益かもしれません。
 「読書余論」は、毎月25日に「武道通信」から最新号が配信されます。1号分の購読料は500円です。
 バックナンバーも1号分が500円で、1号分のみでも講読ができます。
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