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 Dave Majumdar 記者による2016-12-20記事「What’s Wrong With the U.S. Navy’s Boeing F/A-18E/F Super Hornet Fleet?」。
   ホーネット系の戦闘機はここ数年、コクピット内の酸素発生装置でトラブルが続くようになっている。
 先週、ワシントン州ウィドベイ島海軍航空基地でEA-18G(スパホベースのグラウラー、複座)が墜落したのも原因はそれらしい。コクピット内の気圧が異常に高くなった。
 本来なら、安全弁から空気が抜けるはずなのだが、それが機能しなかった。
 それで機内で空気の逃がし弁をいじっているうち、風防そのものが吹っ飛び、それによってクルー2名は負傷し、機体〔尾翼か?〕も損傷したらしい。2人ともベイルアウトしてヘリコプターで海軍病院へ担ぎ込まれた。
 原因はまだつきとめられていないが、機体を真水で洗浄するときの手順に何か問題がなかったかも調べられている。
 ※酸素発生装置に関してはF-22でも一時大騒ぎになった。ボーイングやロックマートのような航空宇宙業界の大先達にして超大手ですらも、こんなところで解決できないトラブルに直面するのだ。