十勝で大雨が降り、道東自動車道が止まって帯広から札幌へ戻れず、迂回路もなく出勤日を迎える……というのは参るだろうね。

 MICHAEL BIESECKER AND FRANK BAJAK 記者による2017-9-18記事「Evidence of spills during hurricane-induced flooding at toxic site」。
 有害廃棄物を貯蔵していたタンクがハリケーン洪水で溢れてしまった。周辺は汚染された筈。
 製油所のコンクリート製の廃油溜めか。
 ※米国で「スーパーファンド」というのは金融商品のことではなく、1980年の立法で創設された、有害廃棄物除去基金とそれを利用した施設のこと。
 ※水害は蚊のような「生物兵器」もリリースするが、廃液のような「化学兵器」もリリースすることがある。災害出動車両もこの辺を考えなくてはならない。
 次。
 James Stavridis 記者による2017-9-14記事「When the Military Does Battle With Nature」。
   われわれは「デュアル・ユース」の各種プラットフォームを必要とする。戦闘にも使えるし災害派遣にも使えるというものが。
 たとえば、ドローンはどちらにも役に立つ。
 病院船はどちらにも役に立つ。
 輸送機はどちらにも役に立つ。
 次。ストラテジーペイジの2017-9-18記事。
   ロシアはエジプトに原発を売る。2年交渉していたのが妥結。
 カイロの130キロ北、地中海沿岸。
 原子炉は4基。4800メガワット。ロシアが250億ドルのローンを提供。前金で現金50億ドルは必要だが。
 2025年においてエジプト電力需要の2割をこれで賄えるはず。
 2017-8-23にロシアのスーダン大使が、公邸のプールで死亡。心臓麻痺だと発表される。2017年には、他に3人のロシア外交官も、類似の急死を遂げている。
 次。
 Patrick Tucker 記者による2017-9-17記事「Can the US Military Re-Invent the Microchip for the AI Era?」。
    AIがシンギュラリティに近づかない。ネックはチップの集積限界だ。
 DARPAの見立てでは、ムーアの法則は2020年で行き止まる。
 ひとつの解決は、ADIC=特定アプリケーションに特化したIC。
 次。
 Mark Loncar 記者による2017-9-18記事「U.S. Options for Basing Forces to Deter North Korea」。
   在韓米軍を日本その他へ引っ越しさせてしまえば北は核を放棄してくれるのではないか――という阿呆記事。
 ※演習用の砲弾・銃弾すらなくなっている北鮮が、このうえ核兵器を放棄したなら、それこそ丸裸になっちまう。普通の弾薬とありふれた燃料が無いために「対抗演習」ができなくてTV宣伝で負けてくやしいから、米韓演習のたびにぎゃあぎゃあとわめいているのだ。