金欠のロシアはT-14を2020年までに100両しか調達できんそうだ。

 KIM GAMEL 記者による2017-9-21記事「US Forces Korea warns of fake evacuation messages」。
   在韓米軍の家族に対して、韓国を脱出せよ、という偽の通知がネットにUpされるようになった。フェイク・エバキュエーション・オーダー。
 NEOとは何か。ノンコンバタント・エヴァキュエイション・オペレイションのこと。
 これが発令されると、2万8500人の米兵の家族と、緊急に必要とされる者を除く米国防総省の傭い上げ軍属(非軍人)たちは、韓国から出て行く。
 在韓米軍は、2年に一回、このNEOの「訓練」を実施してきた。
 しかし、本番のNEOが発令されたことは、朝鮮戦争の休戦以降、一度もなし。
 いま韓国内では、携帯電話に対するテキストメッセージ、および、SNSへの投稿の形で、このNEOのフェイクがさかんに発信されている。
 真偽の確認は、在韓米軍(USFK)司令部のフェイスブックを見るべし。
 次。
 Kris Osborn 記者の記事「Army, Pentagon Upgrade ATACMS Missile to Attack Ships at Sea」。
    米軍の155ミリ榴弾砲は南シナ海の島嶼に攻め寄せるシナ軍を洋上で撃破できる?
 「クロス・ドメイン」がナウな米軍の流行り言葉だ。このビッグウェーヴに乗ったプロジェクトがいくつか進んでいる。
 注目の一品は……。
 「既存」のシーカーをATACMSの弾頭にとりつけるだけで、地対艦弾道ミサイルになる――というもの。
 ただしそれはどの既存シーカーなのかは、語られない。すでに秘密裡に開発プログラムが進み始めているからだ。
 ひとつだけ明らかになっているのは、ロッキード社に「近接信管」を開発させていること。洋上にあるシナ軍の上陸用舟艇に対して頭上で砲弾やロケット弾を爆発させる。
 ※それの一体どこが特殊であるのかは不明。ひょっとして自己鍛造弾? だとすればSADARMをJSOWに組み込んだAGM-154Bだし、自己鍛造ではないとしたら AGM-154A の応用だろう。興味ある人は、過去記事(2013-5-2 Up も見よ)。
 この他、米軍では、F-16のフレアディスペンサーからミニ・ドローンをスウォーム放出する研究等にも着手している。