咸鏡北道の反政府度が高い。米軍は2月に2回、ICBM発射訓練を予定。

  Bart Marcois 記者による2018-1-11記事「Putin’s New Cyber Weapon May Be GPS Spoofing」。
     ロシアではタクシー料金をGPS信号によって割り出している。ところがある利用者のツイートによると、モスクワ郊外から市内まで乗っただけでメーターが5000ドル相当になったという。
 またあるモスクワのタクシー会社では、配車の1台がげんざいルーマニアを走っていると表示された。
 どうやらクレムリンがGPSスプーフをしているらしい。NATOとの戦争を真剣に考えているのだ。
 ロシアのハイテク企業ヤンデックスに勤務する男性がブログを書いているのだが、彼は昨年、受信装置を積んだ車でモスクワ界隈を走り回ったみた結果を報告している。
 クレムリンとヴヌコヴォ空港、ドメデドヴォ空港の3箇所で、正しいGPS地上局波とは異なった周波数のスプリアスGPS信号が発せられていた。
 ひとつの可能性。ドローンの接近を阻止するために、ロシア当局が意図的にGPS信号を狂わせている。
 ソ連時代、都市道路地図も電信線分岐点地図も、国家機密事項であった。そのノリがまだ残っている。
 ロシアは2017-6に黒海で、大規模なGPSスプーフィングの実験をしたようだ。ミヴォロシスク港内の20隻以上の船舶で、いままさに内陸のゲレンジク空港に所在しているように、表示されたという。
 衛星から来るGPS信号は、いわば2万マイル先の20ワット電球の光のようなものだから、すぐ近所から妨害をかけることはわけもなくできる。建物の屋上や、ドローンに、たった1ワットの偽信号発信機をとりつけただけでも、GPS信号は完全に狂わされてしまうのだ。
 見通し距離よりも遠くから発射する巡航ミサイルや対艦ミサイルは、スプーフィング対策をとっていない限り、目標から大きく外れて失探し、あらぬ座標に着弾するか、早期に墜落させられるだろう。
 このスプーフィングを、巨大船舶で常に大混雑する国際海峡でやられたらどうなるか。最高級の艦船は、GPSスプーフィング対策ができている。それ以外の船舶は、正しいコースも自己位置もわからず暴走し、衝突し、座礁し、漂流するであろう。