全長だけ大きい『いずも』の重さが『ワスプ』の半分なのは何を意味するか考えれば、F-35Bを艦尾に1機でMaxだと悟れる筈。

 ADAM MAJENDIE, KRYSTAL CHIA 記者による2018-2-11記事「In the global game of hide and seek, the drones are winning」。
  シンガポールのエアショーはドローンだらけだった。
 いまレースが進行中なのは自動操縦革命。
 昨年、タレス社が買収した英国の「アヴェイラント」社。同社はゲームキーパーというホログラフィック・レーダーを開発した。角砂糖サイズの物体を5km先から探知できると主張している。スキャンド・アレイ・レーダーの一種。
 ベンチャーの「スペクトロニク」社の宣伝。同社の燃料電池を使えば、無人機はリチウム電池の10倍のパワーを利用でき、しかも、燃料補充は数分で済む、と。
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 このごろ座った姿勢で老眼鏡をかけて読書していると、どうも眼が疲れてきて集中が続きません。
 ひきこもり生活者の不健康をいささかでも改善し、なおかつ資料読みの生産性を、若年時並に高めるにはどうしたらよいだろうかと悩んでおりました。
 そこでこのたび、室内で立ったままで書見ができるように、キクタニ製の譜面台 オーケストラ用 OMS-01 ブラック というのを通販で取り寄せてみました。これが久々の大当たり。
 書籍見開きページ中央表面までの床からの高さを最大120cmにできます(実測)。
 安定性も十分。
 つまみやノブによるネジ締めもしっかりできています。
 バネの力が絶妙のフレキシブルなページ押さえには賛辞を献呈したい。
 驚いた発見。
 これに比較的に小さい活字がびっしり組まれた四六版ハードカバーを載せて読んでみますと、なぜか老眼鏡が要らないのだ。
 座位では、頭と書籍との距離や角度をフリー調節できない。だから疲労していたのだと悟りました。立姿なら、人間のほうで、自在に加減や変更ができるわけです。
 照明は、シーリングライトをLEDの明るいものにしておけば、他に何も要りません。スタンド灯が要らない。(まあ床から120cm以上ですから……。)
 ところで、さらにこれでもあきたらず、立姿で、しかもじゃっかん上目遣いで読書がしたくなったなら、それは器具を自作するしかありません。
 ぶら下がり健康器の垂直支柱の背面に、ホームセンターで入手できる金属製と塩ビ製のパイプ押さえクランプを2個、ナットとボルトで組み合わせて固定すればいいのです。高さ150センチオーバーの、簡易ながらもガッチリしたブックスタンドができます。
 ただしページ抑えは無いので、それは文房具の大型クリップ(ピンチ)を噛ませなければなりません。
 ちなみにわたしはベンチ付きのぶら下がり健康器のそのベンチ部分に、別な安物健康器具である「ワンダーコアもどき」(不用品)を据え、それを快適な背当てとして、PC作業をしています。ぶら下がりバーの高さは、座った状態から手をおもいきり真上へ伸ばせば、指先が触れるぐらいにしてあります。この高さですと、垂直支柱が25度でオーバーハングしている最上部の曲がり角が、ちょうど書籍の背に当たってくれるようになります。
 さらにPC用の机の下には、簡易型のペダル漕ぎ運動器。これだけはまだまだ改善の余地があると感じています。その話はまたいずれしましょう。
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 ストラテジーペイジの2018-2-10記事。
   米海兵隊が「外人部隊」の編成に乗り出す。
 といっても海外で募集するわけじゃない。米国内には、米国籍をもっていない若者が仰山居る。その人的資源を狙うのだ。
 2001から2010年までを均した統計で、米国には2.2%の非米人が住んでいるのだが、米軍内では、その比率は4%である。
 しかし海兵隊構想は、非米人を主力にする特別部隊を創設しようという点がこれまでと異なる。
 部隊は、非正規戦連隊IWRと称し、4200人のうち3000人は特定海外戦域の言語を理解する非米人兵士とす。ただし軍曹(E-5)以上は米国籍の海兵隊員で固められる。
 応募してくれた兵隊は、まず英語訓練学校に送り込み、その後、新兵教育キャンプへ。ここまで2年。
 さらにIWRで3年。
 その時点で市民権獲得の資格も生じている。
 ところでこういう試みをすると敵国は、その制度を利用してスパイをもぐりこませようとする。そのスクリーニングが難しい。
 2001~2010に米軍は7万人の新兵を受け入れた。その5%が、米国市民権を持たない外国籍人であった。
 これらの新兵のモチベーションは非常に高い。新兵訓練課程で脱落する者も少ない。入隊3年後で比較すると、米国籍兵は72%しか残留していないが、非米国籍兵は84%が軍隊にとどまっている。
 ここに海兵隊のリクルーターは目をつけた。
 南北戦争中だって、北軍兵士の2割は、米国籍を持っていなかった。それでいいのだ。
 ちなみにバチカンのスイス傭兵は、全員がカトリック教徒である。
 ※地本が知っておかなくてはならないこと。高校には進路指導セクションがある。その中は、「進学」と「就職」に分かれる。防大進学を勧めたいのならば「進学」の先生に頼まねばならぬ。二士を採りたいのなら「就職」の人に頼まねばならぬ。ただし、キーパーソンは必ず教頭先生である。校長ではない。ここを絶対に勘違いしてはいけない。教頭は必ず職員室に居る。まずその人に資料を渡して話を通ずること。そうしないかぎり、資料は捨てられておしまいなのである。
 ※昔と違って今日の自衛隊で取れる大型免許は「自衛隊限定」。退職後に大型車に乗りたければ、あらためて私費で教習所の試験にパスする必要がある。こうなってしまったのも、退職自衛官の交通事故が多かったからだと。
 ※海保の人は退職したらすぐに水先案内人になれる。その資格を与える機関なのだから話も早いわけだ。しかし海自の人は、何十年勤続していても、シャバの船舶関係の免許は特についてはこないから、そこのところはよく考えねばならない。