あっちの方でもどんどんどん……。

  JESSE JOHNSON 記者による2018-2-19記事「Report claims Kelly, Secret Service agent scuffled with Chinese security officials over nuclear ‘football’」。
 人民大会堂に2017-11-9にトランプが入場するとき、核攻撃命令鞄を持った武官が付き従おうとしたのを中共警察が阻止しようとして騒ぎに。
 大統領にはどんなときでも最低2名が随伴する。1人はこの鞄を持った軍人。もうひとりは侍医。
 首席補佐官ケリーはこの騒ぎを聞くや、そのまま進めと命令。
 すると中共警備員がケリーを掴んだ。ケリーがそれをふりほどくや、ケリーの護衛が中共警備員にタックルして床に捻じ伏せた。
 米国から高官が訪支するとき、これに似た嫌がらせは必ず発生するという。オバマ政権時代に2人の国防長官の下でアジア担当補佐官だったマグサメンいわく。
 2007から13まで駐北京メキシコ大使であったグァヤルド氏はツイッターでこの話には信憑性があると請合う。
 外国の外務大臣が訪支するときだって、常に厭がらせを受けるんですからな。
 メキシコ大統領が訪支したときには、メキシコ人カメラマンが中共警察に叩きのめされ病院送りにされたという。
 オバマが2016-9に最後の公式訪支をしたときには、杭州空港にエアフォースワン用のタラップがわざと用意されていなかったので、空港の「裏口」に回るしかなかった。
 ※こういう場合に備えて要人輸送専用機内には簡易タラップが用意されている。不当な異常事態を強調するためにそれを使うという決断ができなかったところが、オバマとそのスタッフの限界。
 またこの空港ではオバマの安全保障補佐官のスーザン・ライスとホワイトハウススタッフのベン・ローズが青色のロープを持ち上げてオバマに近づこうとしたところ警察がやかましく叫んで阻止しようとした。ライスの護衛が身を挺して進行させている。