使い捨てマスクの「おもしろ化」の工夫が必要だ。

 インフルエンザが流行っているというので子供が使い捨てマスクを大量に買ってきたが、なんとつまらんデザインなのだろう。無味乾燥にも程がある。
 せっかくの消耗品マスクなのだから、目までも覆うようにして、ベネチアンマスクもどきに意匠を凝らせばいいではないか。
 今のままでは、誰も彼も個性が無くなりすぎて、そんなモブが大量に街を歩いていたら、気味悪いだけだぜ。東京五輪前に改善すべし。
 全国の通勤者諸君。目まで覆う変装マスクを着用して毎日電車に乗り、官公署通りを闊歩したくないか?
 風邪マスクをボックスで1ダース買うと、12種類の仮面変装ができる。そういうのを誰も考えないというのが情けないと思わんか。
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 Ankit Panda 記者による2018-2-20記事「A Nuclear Angle to the 2014 PNS Zulfiquar Attack?」。
    2014年9月にアルカイダ系ゲリラがパキスタン海軍のフリゲート『ズルフィカー』を襲撃した事件。インドの情報部によれば、この艦には核兵器が搭載されていて、アルカイダはその奪取を狙ったのだという。スティーヴ・コールがこのネタを1冊の本に書いている。
 核弾頭は1発だけ艦内に存在した。それが巡航ミサイルか弾道ミサイルかは不明。
 「ハルバ」という艦対艦/艦隊地の巡航ミサイルだったかもしれない。
 この巡航ミサイルは、地対地/潜水艦対地の巡航ミサイルである「バブール」の派生型である。
 パキスタンは中共製のC-802を地上発射型の「ザーブ」というミサイルに改造している。こちらだった可能性も排除はできない。
 ※パキスタンがイスラムテログループに核爆弾を横流しし、表向きは「奪われた」と称しておいて、NYCで核爆発を起こさせたとする。この場合米国はテログループに反撃するだけではなく、パキスタン軍やISIにも核報復する必要があるだろう。地表爆発には、地表爆発で酬いなければならない。そのためにはフォールアウトを最小にできる核爆弾が必要だ。米政府は、そのための威力調節容易な新弾頭を整備することに決めた。この予算がパキスタンやイランに対する警告メッセージとなり、「代理核テロ戦争」を抑止してくれる効果を米国は期待しているのだ。もうひとつの公言され得ない事情。ロシアはバルト海で、小型核爆弾をいきなり使ったミニ侵略戦争を計画中である。もちろん同時に対米・対欧の大規模なサイバーテロも繰り出すだろう。これをやられた場合、米政府はどう反撃すべきかをめぐって指導部が麻痺してしまうおそれがある。しかし超小威力核兵器が充実していれば、話は別だ。小型核爆弾には、小型核爆弾で躊躇なく反撃するぞというメッセージが、今、モスクワに対してこそ必要なのだ。このたびリトアニア、ラトビアに続き、スウェーデン政府も、じつに1961年いらいひさびさに、全世帯470万戸に、有事ガイダンスのパンフレットを配った。日本の〈国際政治専門家〉さんが知らないところで、核戦争は切迫しているのだ。米政府の方針はもちろん日本にとって朗報である。なぜなら北鮮や北京で地表爆発したフォールアウトが日本まで漂ってくるリスクもついでに軽減されるからだ。外務省が歓迎声明を出したのは、米国の対露強硬姿勢を日本は支持しますという「打ち合わせ【口卒】啄[そったく]」だろう。だからロシアは長距離爆撃機を飛ばして日本を脅した。
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 MARTIN EGNASH 記者による2018-2-22記事「‘PowerPoint karaoke’ to celebrate the best and worst of a modern military requirement」。
   英語で、ボスに言われて厭々ながらやる仕事を“voluntold”という。
 米海兵隊の中少尉にとって、パワポを使ったプレゼンはこれに当たる。
 海兵隊のプレゼンテーションの会場がどこかを捜す必要はない。屠所へ曳かれる牝牛のごとく元気のない中少尉の海兵隊員の一団を追って行けばいい。とにかくパワポプレゼンは他人のカラオケを1時間以上聞かされると同じくらいに退屈なのだ。セクハラ防止訓示等、毎回同じような内容のこともあるし。
 眠気をふりはらうために後方席の隊員がときおり部屋の壁際の立ち見席へ移るのはよくある会場光景である。
 ※スノーダンプというと当地の住民はアルミハンドル+FRP本体の軽い小型の物を最寄のホームセンターから買って使っていることが多いが、これって氷塊をドスンと落としたり、金属スコップの刃をうっかり当てたりすると、割れちゃうんだよね。そこでわたしは今回、浅香工業(株)製の「金象 アルミスノーカート 大」を通販で調達した。本体がアルミで、ハンドルはスチールである。組み立て方の図面案内のようなものがまるでみあたらず、4本のボルトの向きとか、横捧(足で押し込むところ)のとりつけ方で悩んでしまったが、PCモニターで広告写真を拡大して、なんとか承知できた。組み立てには、太いプラスドライバー(ロッドは短くてよい)と、小型のモンキーレンチが必須だと思った。ナットがシングルなので、これが緩んでこないか心配だったが、ワッシャーも介在しており、いまのところ不都合はない。なおわたしの経験から言わせてもらうと、エッジで雪山に刺してこじるという使い方は、どんな素材だろうと、すべきではない。すなおに割れてくれない雪塊は、最初から、別のアルミスコップで切って盛り入れてやるという技法にするべきなのだ。手袋は軍手ではアカン。指先凍傷になりかかる。