人類最後の30年を 君たちはどう闘うのか?  『AI戦争論』 増刷決定!

 思えば飛鳥新社さんに最初に口利きしてくださったのは故・江藤先生。ようやく責任を果たせたかという感じです。
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 ストラテジーペイジの2018-4-20記事。
   4-27に韓国幹部が直接得た感触では、北鮮は核は放棄するし検証にも応ずるだろうという。
 北鮮に関するシナ人の擁護色はもはやない。これはネット検閲がそれに関してゆるめられているので、外部から把握できる。
 北鮮軍将兵120万人のうち3割が女子。ほとんどは非戦闘職。その半数以上は性的虐待の被害者と見積もられる。
 北鮮軍内にもセクハラが横行している。
 徴兵は除隊するまで10年間、婚姻できない。他方、将校は部下にセックスを命じることができる。
 妊娠→自殺さわぎが時折あるが、当為者の上官は罰せられることはなく、最悪でも転勤させられるだけである。
 ホモ文化は北鮮では市民権を得ておらず、軍隊内でも蔑視されてしまう。
 4-19、北鮮は、もはや半島からの米軍の撤収を要求しないと声明。
 米軍が核を持ち込まないのなら、いつまででも、何万人だろうと好きなだけ韓国内に駐留していてよい、という新意向を三代目はポンペオに語ったようだ。
 ただし韓国は決して核開発をしないと約束しなければならない。
 定常的に北鮮幹部と面談している韓国幹部が感じ取った心象。北鮮は、先の巡航ミサイル百発以上によるシリア攻撃のさい、ロシア製のSAMが何の防禦もできなかったことに、強いインパクトを受けた様子である、と。
 また、米国がイランとの2015ディールを破棄しようとしている動きも注視している。そのケースは、まさに米国と北鮮の交渉の前轍になるものだから。
 習近平が三代目に何を言ったかは公表されていないが、噂あり。「核兵器を諦めろ」。そして「韓国と米国からその見返りを取れるだけ取れ」。
 ※たぶん日本も列挙されたろうがこの記者は韓国人なので日本の名前は敢えて出さない。
 習近平は答礼として7月に訪朝するだろう。2018-7月27日は、65年前に朝鮮戦争の休戦署名が為された記念日。
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  NIKKI WENTLING 記者による2018-4-20記事「Army: No VA benefits for false warning of bad anthrax vaccine」。
    2001から2007の間、ケンタッキー州のフォートキャンベル、およびNY州のフォートドラムで炭疽病の予防接種を受けた陸軍将兵が、韓国で動揺している。退役軍人庁が、そのワクチンに不良ロットがあり、効能が無いワクチンを接種したかもしれないというメモが4-10にオンラインに出たので。
 米軍将兵は、セントラルコマンド(中東戦線)または韓国に赴任する者は全員もれなく、そしてノーザンコマンドでも一部の指名された者は、アンスラックスの予防接種を受けなくてはならないことになっている。
 しかし第8軍では、そのVA庁発の情報を打ち消す通達を発している。
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 Arie Egozi 記者による2018-4-20記事「Israeli Firms Scramble As Trump Administration Restricts Military Aid」。
     過去、米国がイスラエルに与えていたFMF(海外軍事助成金)は、その総額の25%を使ってイスラエル国内の武器産業を育成してもいいことにしていたのだが、トランプは2016-9署名の「新十ヵ年FMF」の二国間合意で、2019からは徐々ににそれをゆるさなくすることを確定。10年後の2028には総額の100%が米国メーカーの武器の調達に使われなくてはいけなくなる。
 ちなみに10年間の援助総額は340億ドルになる。
 早速、その余波として、F-15Iのアップデートの用新レーダーは、レイセオン社から完成品を買うことになった。もとの計画ではIAI社製を使うつもりだったのだが……。
 レイオフなど不況の嵐がこれからイスラエルを襲うはずだ。イスラエル経済、大ピーンチ。
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 Levi Maxey 記者による2018-4-20記事「Inside the Competitive, Corrupt World of Russian Intelligence」。
   旧ソ連は、情報集めの機関をKGBとGRUの大きく二本立てにしていた。
 今のロシアは、GRU予算をがっつり減らすかたわら、KGBは四分割してしまった。すなわちFSB、SVR、FSO、MVDである。
 このうちFSBがいちばん権力をもっている。
 2006-11にロンドンで暗殺されたリトヴィネンコは元FSBであり、暗殺はFSBがプーチンの命令で実行した。
 FSBはいわばプーチンの古巣だから、いちばん信頼されてもいるわけである。
 FSOは米国のシークレットサービスに該当するプーチン警固隊で、他の情報機関の目付け役でもある。
 MVDは米国のFBIに相当する。
 また2016-4にはプーチンの親衛隊が設立された。ナショナルガードと称するが、ローマの皇帝近衛兵のようなもの。プーチンに反対する少数派を取り締まる。
 SVRとGRUの手先は国外で外交官や商人や学生やジャーナリストのふりをしてあらゆる情報を収集している。ネットからだけではなく。
 2018-3に神経ガスで殺されかかったスクリパルはGRUであった。
 2014にフランス政府はGRU職員を国外追放した。そやつはフランソワ・オランドの秘密を探って、脅迫できるネタを漁っていた。