まずは攘夷派と開国派の抗争だ。攘夷派は原爆や弾道ミサイルを手放すまいとする。とうぜん、そこには高級軍人グループが含まれる。
ところが軍人グループには弱点がある。「尊王」と一致しないことだ。三代目が「開国」と言っているのだから、それに反対すればもはや「官軍」ではなく「賊軍」でしかない。
だがそうなると有力な賊軍(=反対勢力の軍人グループ)を討伐できる新鋭の「官軍」が必要になる。
まさかそれを腐った韓国政府から提供できるわけはない。
沖縄から米海兵隊が北鮮に乗り込み、三代目の錦旗のもと、賊軍を征討することになるのではないだろうか?
敗れた賊軍は竹島に逃れて「五稜郭」として立て籠もるかもしれないが、そのときは自衛隊が行くまでだろう。
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Mackenzie Eaglen 記者による2018-6-13記事「Time to Get the Black Out of the Blue」。
米空軍予算の大きさについては、世間に大きな誤解がある。FY2019予算要求額のうちじつに19.5%もの割合が、空軍のためにはちっとも使われず、空軍を通じて部外の情報機関の諸活動のために支出されるのである。
その金額はなんと、毎年300億ドルくらいもあるのだ。
FY2019だと380億ドルの要求となっている。
この変な予算慣行が生じたのは、冷戦初期の極秘のスパイ衛星事業からだった。
文民の空軍長官は、今でも、ISR衛星の計画や調達や運用について直接統御などできない。にもかかわらず予算だけはガッポリ渡してやらねばならないのである。こんなおかしな慣行は無い。
陸軍や海軍も独自の軍事衛星を持っている。そのカネも、空軍から出ているのだ。
※トランプによる「宇宙軍」の創設案について空軍の最上層幹部は反対の声をあげているのだが、空軍内部にもじつは賛成派がいるということがこの記事で分かるように思う。トランプはその意見を汲んだだけなのか。
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ストラテジーペイジの2018-6-13記事。
インドは8隻のLCUを国産すると2011年に決めている。「マーク4」という。
1番艦は2017前半に就役した。そしてその4番艦が最近、就役した。
「マーク4」は排水量1000トン。
ランプドアは艦の前方のみにある。
全長63m。最高速力28km/時。
巡航速力22km/時での航続距離は2800km。
乗員は56名。お客の兵隊は160人、武装のまま載せられる。そのうえに145トンの物資も。
65トンの戦車でも1両なら載せて運べる。
20フィートのコンテナなら、24個を積み上げられる。
30ミリ機関砲などの武装がついて、調達コストは1隻8000万ドル未満だ。