最新の ★《続・読書余論》は、高田万亀子著『静かなる楯・米内光政 上・下』1990年刊・ほか です。

 《note》 https://note.com/187326mg/  を、ごらんください。

 終戦内閣の阿南陸相が「米内を斬れ」と言い遺した唐突さがずっと謎だったのですが、先駆資料をすべて読み比べているこの大作に付き合うことで、伏見宮元帥(元海軍軍令部総長にして、閑院宮元帥・元参謀総長の甥)の終戦妨害工作が延々と続いていたのではないかと、やっと疑えるようになりました。もちろん著者はそこには触れていませんが、ヒントはじゅうぶんすぎるほど呈示しているのです。

 次。
 雑報によると、樺太のOblast水力発電所などで大火災発生。サボタージュが疑われる。

 また露軍はウクライナの占領地区において、学生・生徒に「献血」を強制中。それを、負傷兵に輸血するのだという。

 ノルウェーは、155mmのM109自走砲を20両、ウクライナへ送る。ノルウェーはこのSPに、沿岸砲としての特別な機能を独自に付与している。

 次。
 Guy McCardle 記者による2022-4-30記事「Get To Know the AT-4 Anti-Armor System We Are Supplying to Ukraine」。
  AT-4は84ミリの対戦車ロケット弾を1発発射できる筒である。使い捨て式で、単価は1480ドル。
 設計はスウェーデンのサーブ・ボフォース社だが、米軍は過去、これを60万発も調達した。そのうち6000発が、米国からウクライナへ供与されている。


★《続・読書余論》高田万亀子著『静かなる楯・米内光政 上・下』1990年刊・ほか

(管理人Uより)

 兵頭二十八先生を最近知ったという方が、当サイトをご覧になっているかもしれません。そういう方は、もしかしてまだ《続・読書余論》には手が出ていないのではありませんか?
 そんな方には”《続・読書余論》池田純久著『陸軍葬儀委員長』昭和28年刊”はいかがでしょう?
 なにせお試し価格の100えん。絶対にお得だと私は断言できます。純粋に面白いです。

 もしかしたら当サイトを最近お知りになった方がいらっしゃるかもしれません。『兵頭二十八の放送形式』以外にも当サイトにはコンテンツがございます。
 私のオススメは資料庫日露戦争講演(全7回)とinterview with──E先生の手紙です。
 兵頭二十八の放送形式以外のコンテンツもご覧いただければ嬉しいです。