『滅びゆく中国の最期の悪あがきから日本をどう守るか』の見本が届きましただよ。

 店頭発売はクリスマス前後になるでしょう。
 お正月にご一読ください!

 次。
 アルジャズィーラの2021-12-17記事「Many dead, villages ‘smashed’ as Typhoon Rai batters Philippines」。
   金曜日にフィリピン南部から中部を襲撃した台風「Rai」で、すくなくも12人が死亡した。
 30万人の住居に浸水。

 木曜日のシアルガオ島では風速が、時速にして195kmと記録された。
 この台風が金曜日にパラワン島西部に移動したときには、155km/時と、少しおとなしくなった。

 「スーパー・タイフーン」と格付けされているが、これは北米のハリケーンの「カテゴリー5」に相当する強さである。

 地球全体では、年に5つほど、このレベルの大嵐が出現する。

 フィリピン群島は、年に平均して20個の台風が襲撃する。

 2013年のスーパー台風は、フィリピンに死者・行方不明者7300人をもたらしている。

 ※わたしは既存のスタイルの「風力発電」をまるで信用できません。むかし、宮古島へ行ったら、巨大な風車タワーが基部からボッキリと折れて倒壊した跡が残されていて、さらに、その近くの崖際の柵(手摺)がまたコンクリート製なんですが、これまたところどころ手酷く破壊されていた。高かろうが低かろうが、風でやられてしまう。


兵頭二十八 note:亡びゆく中国の最期の悪あがきから日本をどう守るか の宣伝


亡びゆく中国の最期の悪あがきから日本をどう守るか 国防秘策としてのプロスペクト理論


昨日Upしました《続・読書余論》は、池田純久・著『陸軍葬儀委員長』(昭和28年)です。

 池田純久の他の著作がどこかの古書店にないもんですかね?
 ご存知の方はお知らせくださるとうれしいです。

 次。
 APの2021-12-13記事「EU slaps sanctions on Russian mercenaries, Wagner Group」。
    EU外相会議がロシアの「ワグナー・グループ」(覆面露軍)の関係者複数に対する名指し制裁を発動。理由は、中東、アフリカ、ウクライナでこやつらが人権侵害に関与しているから。

 この制裁は、資産凍結および旅行制限である。グループ創始者のドミトリー・ウトゥキンや、シリアにかかわる3つのエネルギー企業が含まれる。

 仏独は特に、ワグナーの傭兵たちがサヘル地域のマリで暗躍していることを指摘した。
 ロシアのラヴロフ外相は、彼らはマリから呼ばれて出掛けていて合法であり、しかもロシア政府は何も関係していない、と弁解している。

 次。
 Joby Warrick and Souad Mekhennet 記者による2021-12-13記事「Israeli airstrikes in Syria targeted chemical weapons facilities, officials say」。
    6月8日にイスラエル空軍がシリアの3箇所をミサイル空襲した。
 西側の分析者たちは、これはいつもと違うと理解している。それまではイランの手先部隊のSSM倉庫などが空爆対象であった。が、この日のは、シリア政府の化学兵器製造工場ではないかと疑われる施設を、イスラエルが破壊したのだ。

 それから数週間して、外野の分析者は、シリアが神経ガス成分(前駆物質)の製造を再開したために、イスラエルが空襲に踏み切ったと推定した。

 イスラエルはその1年前にも同様の空襲をしかけている。やはりシリアによる神経ガス生産の動きに関係があったと見られている。

 2年前、シリアは、サリンの原料となる物質の輸入に、堂々と成功した。
 その頃から、神経ガス量産の企図はあきらかであった。

 化学兵器工場に対する初爆撃は2020-3-5。場所はダマスカスから100マイル北にあるホムス市内にあった。
 同市はずっと以前より、シリア政府のケミカル兵器生産拠点になっていた。

 シリアが輸入に成功した物資とは「燐酸三カルシウム(tricalcium phosphate)」である。
 別名TCP。食品添加物にも使われている。※というか、肥料だろ?

 この物質は「三塩化燐(phosphorous trichloride)」に変えることが可能である。その三塩化リンの輸入を、シリアは厳しく規制されているのだ。
 というのは、それがサリンなど神経ガスの前駆物質なのだ。※それ自体、殺虫剤や除草剤。

 大量にTCPを輸入したのは、シリアの「支局450」という軍の研究所だろう。ここで毒ガスが研究されている。

 シリアは1980年代から毒ガスを製造してきた。2014に米露が、シリアの毒ガス製造プラントを解体することで合意したのだったが、また復活していたのだ。

 2020-3の空爆のあと、イスラエルは、シリアにはまだ別の工場が複数あることを発見した。

 6-8の空襲は、アン・ナシリヤーというダマスカスに近い砂漠の村の地下施設1箇所と、ホムス近郊の2箇所がターゲットだった。


(管理人Uより)

 私は『読書余論』は兵頭ファンの中でも好き嫌いの分かれるコンテンツだと思ってます。
 だけど今回の”《続・読書余論》池田純久著『陸軍葬儀委員長』昭和28年刊”は、かなり間口が広いのでは。和平工作、溥儀と関東軍、東京裁判に対する兵頭先生のコメントも面白い。何せ100えん!

 SINOさんというイラストレーターの方も『おもろい。高位当事者による大東亜戦争通史じゃないか。』とtweetされている(私がこの方のTwitterアカウントを頻繁に見ている理由は、その絵が素敵だと思うからです)。

 新コンテンツ『続・読書余論』。私はもちろん、全て買ってます。


兵頭本新刊『亡びゆく中国の最期の悪あがきから日本をどう守るか 国防秘策としてのプロスペクト理論』が発刊される。(管理人U)

 お世話になっております。兵頭ファンサイト管理人Uです。
  
 兵頭本新刊『亡びゆく中国の最期の悪あがきから日本をどう守るか 国防秘策としてのプロスペクト理論(徳間書店 )』が今月、クリスマスに発刊されます。
 喜ばしい。喜ばしい。
 可処分所得の境界線上から兵頭先生が放つ渾身の一冊。もちろんまだ発売してないので私は読んでませんが、兵頭本にハズレ無し。私は20年前からそう盲信しております。

 仮にこれが売れたとしても、兵頭先生がちゃんと年を越せるのかどうかには(そんなに早く印税が入るとは思えないので)全く関係ない気がします。しかし私にとって早く読みたい本である事は間違いない。私は既に予約しました。


亡びゆく中国の最期の悪あがきから日本をどう守るか 国防秘策としてのプロスペクト理論

 亡びゆく中国の最期の悪あがきから日本をどう守るか 国防秘策としてのプロスペクト理論/兵頭二十八 著

 2030年までに必ず暴発する中国からの被害をいかに最小限にとどめるか?
 ノーベル経済学賞を受賞した行動経済学の「人はガッカリしたくない」という意思決定モデルから中国弱体化の秘策を構想する

(管理人U)


★《続・読書余論》開始のごあいさつ。

 このたび《note》というあたらしいプラットフォーム上にて「読書余論」を継承することにしました。

 主としてミリタリー関係の古書を、その「摘録」によってご紹介します。また、ところどころ、兵頭二十八によるコメントも付けて参ります。

 摘録・要約した箇所は、いずれもまったく兵頭個人の偶然の関心にもとづいております。
 まるで解説になっていないコメントのことも多々ありますが、ご海容ください。

 近年は国会図書館等のオンラインサービスが充実していることでしょう。しかし舊字體の、戦前のカタカナ文体を読むのは苦手だという方も多いのではないでしょうか。

 また、何百ページもある文献の、概略だけ承知できれば十分だという方もいらっしゃるでしょう。

 そうしたニッチな需要に、いささか、応えることができましたなら、幸いでございます。
 有料設定としておりますのは、この手間のかかる作業の質を下げないための用心でございます。

 ご注意。
 兵頭二十八による《note》へのアップロードがすべて《続・読書余論》ではありませんので、その点、お気をつけください。
 コンテンツが《続・読書余論》である場合には、かならず《続・読書余論》と明記しています。

 こんかいの《続・読書余論》は、昭和8年刊の『海軍大将村上格一傳』です。

※リンクのしかたがわからないので、すみませんが、各自で探してみてください。


(管理人Uより)

 noteのページはこちらでございます。お買い上げを、お買い上げを、どうかよろしくお願いします。

兵頭二十八  note
https://note.com/187326mg/


『兵頭二十八の地政学入門カフェ(地政学講話)』は終了してしまったそうな。(管理人U)

兵頭二十八の地政学入門カフェ(地政学講話)』は終了し、再開の予定は無し。録画・録音も無いそうな。

 私にとってはまさしく幻のイベントだった。受講してみたかった。皆さんもそうでしょう? 少し寂しい気持ちになった秋の夜でした。

 全然話が変わりますが、当サイトに投稿があると、連動してタイトルとリンクがTwitterアカウント(@28funsite)に投稿されます。その他のツイート・リツイートは私が行っています。よろしくお願いします。

(管理人U)



兵頭本新刊『尖閣諸島を自衛隊はどう防衛するか 他国軍の教訓に学ぶ兵器と戦法』が2021年3月に発刊されますね/『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を観てきました(管理人U)

 お世話になっております。兵頭ファンサイト管理人です。

 今月ついに兵頭本新刊『尖閣諸島を自衛隊はどう防衛するか 他国軍の教訓に学ぶ兵器と戦法』が発刊されますね。私はもちろん予約しました。

 兵頭本は傑作・名作揃い。とても面白い本をあれだけたくさん書いているのに、どうして兵頭二十八先生はあんなに貧しいのでしょうか。前世でどんな大罪を犯せばこんな事になるのでしょうか。
 無辜の民草しか住んでいない村を戯れに焼き払ったりしたのでしょうか。

 でも現世の先生には何の関係も無いではないですか。兵頭ファンの私としては、たくさん売れてほしいと思います。

 現在進行形でまさしく『大罪』を犯しているのは中国共産党なのでしょう。彼らがもうじき本格的にやってくるかもしれません。そんな時だからこそ、是非一冊。

(『尖閣諸島を自衛隊はどう防衛するか 他国軍の教訓に学ぶ兵器と戦法』「目次」より)

・ナゴルノカラバフ紛争が軍事関係者に与えた衝撃
・大活躍したトルコ製の攻撃型無人機「バイラクタルTB2」
・自爆型ドローンによる戦略的ハラスメントの厄介さ
・ロシア軍の電子妨害トラックとイスラエル製無人機の死闘
・政治的ステルス兵器としての無人機
・「ハロプ」を尖閣諸島防衛に使ったらどうなるか? 
・先島群島から尖閣海域を火制できる「LORA」について
・無誘導の155ミリ砲弾は、塹壕陣地に対して無力だ
・離島に上陸した味方歩兵はどうやって防護されるか
・中共軍の自爆型UAVを、いかに処理するか


尖閣諸島を自衛隊はどう防衛するか 他国軍の教訓に学ぶ兵器と戦法

 先日『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を観てきました。何というか、映像のカッコ良さにシビれました。最初のシーンからスゲぇや。

 私が中学生か高校生だった頃に始まったシリーズも遂に完結したのだなあと、何だかしみじみしました。

入場時にもらいました


兵頭二十八 地政学入門カフェ(地政学講話)の場所の情報と写真(管理人U)

 お世話になっております。兵頭ファンサイト管理人です。
 次回の兵頭二十八 地政学入門カフェ(地政学講話)は2020年12月16日の予定なんですね。私は大阪に住んでいる事もあって、まだ参加できてません。悲しいです。

 前回(11月18日)はネット配信されませんでしたね。残念です。
 私は主催者の方とは一面識もありませんが、何か私でお役に立てる事があれば、どうぞお声がけくださいませ。

 会場はこういう所だそうです。兵頭先生から写真をいただきました。
 参加される方が道に迷わないよう掲載します。


地政学講話の会場の蔵

電車通りに面しています。左が函館どつく方面。

入り口に近づくとこんな感じです。

兵頭二十八 地政学入門カフェのFacebookページ

会場『spAce ICHIGoICHIe』のFacebookページ
〒040-0051 北海道函館市弁天町16-2


 意外とオシャレな場所でやってるんですね。公民館みたいな所とは違う。こんな素敵な場所で、わずか1000円で、『兵頭地政学』を聴講できる。この上なく贅沢な時間だと思いませんか?

 私も早く聴きたいです。

(管理人U)


「地政学」は殺傷力のある武器である。〈新装版〉 ニュー・クラシック・ライブラリー


日本史の謎は地政学で解ける (祥伝社黄金文庫)


アルバイトしていただけませんか? 『兵頭二十八 地政学入門カフェ(2020年9月23日 18時半~)』に参加される方へ(管理人U)

 お世話になっております。兵頭ファンサイト管理人です。

 当サイトをご覧の方でしたらご存知かとは思いますが、2020年9月23日に『兵頭二十八 地政学入門カフェ』が開催されます。
 『地政学』の基礎と最先端を、入門級の人たち向けにお話しするミニ講演です。
 
 私は残念ながら仕事のため参加する事ができません。悲しいです。
 参加される方で、アルバイトをして頂ける方はいらっしゃいませんでしょうか?

 アルバイトの内容は『ミニ講演の撮影・録音』です。
(後述しますが『公開を前提とした撮影・録音』ではありません)

 アルバイト代は、あまり多くは出せませんが、私がお支払いします。
(さすがに『沖縄から行きますので、15万円必要です』とかいわれても困るので、もともと参加予定の方が嬉しいです)

兵頭二十八 地政学入門カフェの日時

日時:2020年9月23日水曜日 18:30~

場所:spAce ICHIGoICHIe
〒040-0051 北海道函館市弁天町16-2

兵頭二十八 地政学入門カフェのFaceBookページ

募集要項

・『兵頭二十八 地政学入門カフェ』の撮影・録音をしていただける方。
(撮影・録音の許可は得ています)

・アルバイト代は、いくらが妥当かよくわからないので『〇〇円ならやるよ』とメール下さい。(なるべくお安く……)

・ちょっと、細々した事情説明が必要なため、Skype(か、Lineのビデオ通話)で事前にお話できる方。(撮影・録音の許可は得ていますが、顔も知らない方へ私が頼みにくいという理由もあります)

・撮影、録音機材をお持ちの方。
 プロ級のものは全く求めていません。単なる会社員の私が、参加される方へいくばくかの謝礼をお支払いしてお願いしたいだけなのです。
 三脚にスマホを固定しての動画撮影とかそんなんで結構です。動画が不可能なら音声だけでも仕方ないと考えております。ただし、音声だけは可能な限りクリアに録っていただきたいです。撮り方、録り方などはSkypeでお話する際お伝えします。

 私はどうしてもこのミニ講演を聴きたいのです。だから音声はできる限りクリアが良いです。ですが、画質は大して求めていません。

 TV番組はとても高画質ですが、興味がないので私は殆どTVを観ません。しかし、兵頭講演会の映像であれば、私にとってはそれがどれほど低画質でも、宝物になると確信しているからです。

『公開を前提としない録音・撮影』である事について

 私はイベントの邪魔をするつもりは一切ありません。もし『公開を前提とした』撮影・録音であるならば、参加者が減る可能性があります。それは全く私の求めるものではありません。

 もちろん私は、私と同じような、ミニ講演を聴きたいけれど参加できない方のためにも、無料公開の交渉をします。
 ですが『地政学入門カフェ』終了1週間後に無料公開、なんて事を私は希望しません。

 参加者の方が『これだけの日数が経過したのならまあいいか』と思うような(これは私の主観でしか無いですが)日数が経過した後の無料公開を目的としております。

 公開する場合でも、参加者の方のプライバシーに配慮する必要があります。動画なのか録音なのか、テキストに起こしたものを公開するのかも全く現時点では未定です。

 つまり現時点では、単なる兵頭ファンの会社員である管理人が、公開を前提としない撮影、録音をしていただける方を探しているだけ、です。

 繰り返しますが、プロの画質、音質なんて求めてはいません。撮影や録音も、単に三脚やテーブルに機材を固定して、あとはミニ講演を普通に楽しんでいただければ良いと思っています。
 
 どなたかお引き受けくださいませんでしょうか。(なるべく安価で……)

 応募の際は『持ってる機材(ビデオカメラ・スマホ・ボイスレコーダー、とか)』『希望アルバイト料』を明記くださると大変助かります。

 ご連絡をお待ちしております。

(2020年9月14日追記)

 応募がなかったらどう対策しましょうかね……。

 全く話は変わりますが、年末までには、今までとは全く毛色の違うシロモノを公開できるかもしれません。(皆様がお気に召すかどうかはわかりませんが)

 (管理人U)


『兵頭二十八の放送形式 Plus』(第3回)のお題募集/管理人U

 お世話になっております。兵頭ファンサイト管理人です。

 今月中に『兵頭二十八の放送形式 Plus』(第3回)の発注をしようと考えております。今回は発注するお題を皆様にお伺いしたいです。
 『兵頭二十八先生に〇〇について書いてほしい』というお題を思いついた方はお問い合わせフォーム、またはTwitter(@28funsite)のダイレクトメッセージでご連絡下さい。2020年6月27日までに、よろしくお願いします。

 私は金額と全てのお題を提示し発注をします。
 どのお題を請けていただけるか、わかりません。しかも例によって、金額はとても安いです。だからそもそも請けて頂けるかすらわかりません。
 この点はご理解いただければと思います。

 マンガ『その着せ替え人形は恋をする/福田晋一』の影響をモロに受けて、私の部屋着は作務衣です。主人公のコスプレです。
 寝巻としては作務衣は暑過ぎる事に最近気付きました。大阪は本当に暑い。 

 これから益々暑くなりますが、皆様ご自愛くださいませ。

 ところで、『その着せ替え人形は恋をする』の主人公やヒロイン、最近読み始めて面白かったマンガ『ブルーピリオド/山口つばさ』の登場人物は皆、夢中で打ち込めるものを持っています。羨ましい。

 私は残念ながら仕事に打ち込めておりません。どうしましょう。いい年して。ぴえん。
 どこか遠くの街に行きたいです。

 一体いつになったら私はまた東南アジアに遊びに行けるのでしょうか。

 

(2巻の表紙『ユカ』は、マンガ『古見さんは、コミュ症です。/オダトモヒト』の登場人物『長名なじみ』のような、毒にも薬にもならないキャラクターと思っていたら、ドシリアスでびっくりしました)

(管理人U)

 『お題』の募集は締め切り、発注しました。 メッセージ下さった方、ありがとうございました。(2020年6月28日 追記)


兵頭本[新装版]『「地政学」は殺傷力のある武器である。(徳間書店)』/兵頭[寄稿記事]情報『月刊BAN 2020年6月号』/『Weekly 虎ノ門ニュース 5月24日』の事/管理人U

 こんばんは。
 一つ目。
 お笑いコンビ『米粒写経』の天才・居島一平さんが、ラジオ番組で兵頭本『近代未満の軍人たち―兵頭二十八軍学塾』に触れて驚いた話。 

 『米粒写経』のYouTube公式チャンネルで公開された『米粒写経 談話室 2020.05.22』。
 居島一平さんの、私の大好きな『きゃりーぱみゅぱみゅのモノマネ』は更に深化・進化していた。手に持った梅酒を落としそうになるくらい大笑いした。
 文句なしに、天才だと思う。(1時間8分が経過したくらいの箇所)

 その居島一平さんがナビゲーターを務める『Weekly 虎ノ門ニュース(5月24日)』を偶然聴いた。
 『近代未満の軍人たち―兵頭二十八軍学塾』の書名を彼が挙げたので驚いた。単にタイトルを紹介しただけなのだが、兵頭ファンとして嬉しい──やはり天才は天才を知るのか。梅酒を喉に流した。私は自室にいる午後は大抵、お酒を呑んでいます。


近代未満の軍人たち―兵頭二十八軍学塾

 二つ目。本題。
 名著『「地政学」は殺傷力のある武器である。(徳間書店)/兵頭二十八 著』の新装版が2020年5月29日に発売だ。
 電子書籍版もあるが単行本版は1210円。新書サイズの分厚い、本当に『新装版』らしい。もちろん私は買いますよ。

[本書の内容紹介]
過去から未来まで変わらないものを見極められるのが地政学の効用

◎「世界における英国の一人勝ち」の理由探しから始まった地政学
◎「艦隊は分割するな」が、アルフレッド・マハンの卓説
◎地域の強国と準強国とを拮抗させるスパイクマンの地政学
◎内部から必ず裏切り者が出るのが中国大陸の変わらない文化
◎もはや日本は朝鮮半島など必要としない
◎すばらしい戦後日本の地政学的環境
◎「シェール・ガス革命」と「パナマ運河拡幅」が意味する地政学の新事態
◎対儒教圏の理想的バリアーとなるハイテク機雷

 当然に私は以前のものも買って読んでいる。オススメの一冊であるのは間違いない。
 あれこれ私が書くよりも、上記の目次が十分な広報だと確信する。買って損は無い一冊。なんでこんなに面白い本が書けるのに、ユグドアで乞食行為をせにゃならんのか、私には本当に理解できません。この世に神はいないのでしょうか。

 

 三つ目。
 兵頭[寄稿記事]情報『月刊BAN 2020年6月号(株式会社教育システム)
 特集 情報戦2020 スパイからAI・5Gへ
『米中の「AI覇権戦争」はどちらが勝つのか?/兵頭二十八』

 これを書くのは正直、心苦しい。なぜか?
 『月刊BAN』は警察職員しか買えない雑誌なのだ。ここで紹介しても、入手できる人はたぶん、限られると思う。私もある方のご厚意により雑誌を頂いただけなのだ。

 私は20年くらい前、国会図書館と東京都立中央図書館に通って兵頭記事を集めた。『月刊BAN』は国会図書館にすら置いてないのではなかろうか。(あったらスイマセン)
 そんな雑誌なので、どうやって読めばいいんだよ?──と問われたら困るのだ。が、やはり兵頭寄稿記事。え、ホント?──という情報も含まれていて面白い。
 
 クローズドな媒体だからあまり詳しくは書くのはやめておきますが、もし手にする機会があれば、是非読む事をおすすめします。

(管理人U)