最新の《note》 https://note.com/187326mg/  は、『大同書』と『天主実儀』・ほか です。

 ここ数ヵ月、ウクライナ戦争の貴重な戦訓を台湾防衛に活かす方法を綴った新刊を書き下ろすのに時間を取られていました。
 やっと平常運転です。
 その新刊ですが、10月ぐらいにならぬと刊行されないらしい。
 出版界は一方では不況なのですが、一方ではサプライチェーンの途中に「詰まり」が生じています。やはり出版点数がたいへんなことになっているのでしょうね。それで取次ぎがパンクしていると思しい。結果として著者の「脱稿」から書店による「全国店頭販売」までのインターバルが4ヵ月くらいにも延びてしまっている。これが将来また、縮まるとは、どうも思えない感じですね。

 という次第で書き手の側も、半年経っても古くならぬ話を書かないといけません。「予言者」の才能まで、求められる。さいわい、そこだけは得意です。

 次。
 雑報によると Zaporizhzhia のウクライナ郷土防衛軍が受領した60ミリ迫撃砲弾は日本製。なんと1952年に大同スチール・たかくら工場が26万5000発を米軍に納品した分の一部が、援助されているらしい。「J-M52A2」とペイントされた信管、および砲弾本体。

 ※弾薬庫にある古いものから処分する。穏当な流儀だ。

 ウクライナ軍はもっかのところ、1日に、155ミリ砲弾を3000発ずつ、発射中。すべて西側からの援助品。

 次。
 Defense Express の2022-7-10記事「Saboteurs From Belarus Territory Already Entering Ukraine, Some Are Caught in the Kyiv Region ? Former Head of the Luhansk Military Administration」。
   ベラルーシから潜入した破壊工作員たちがウクライナ国内で次々に逮捕されている。
 道路に地雷を埋設したりしている。

 じつは緒戦の露軍による侵攻のさいにも、キエフ北部戦線にはベラルーシの警察官が、その制服のままで露軍に従軍していて、占領した村落の家宅捜索を手伝っている。

 そして北部戦線から露軍が撃退されたあと、6月になって、ベラルーシからこんどは破壊工作員が送り込まれるようになった。

 次。
 Alison Bath 記者による2022-7-10記事「Super Hornet on USS Truman blown off deck in Mediterranean Sea」。
    先週、地中海で荒天航海中の米空母『トルーマン』の上甲板から、スパホ×1機が強風で吹き飛ばされて海中に転落したと。1人が軽傷。

 次。
 Mun Dong Hui 記者による2022-7-8記事「A highly infectious disease is killing North Korea’s apple and pear trees」。
   北鮮のリンゴとナシに「火傷病」(Fire blight)が蔓延中。

 ※林檎も梨も「バラ科」なので同じ病気に罹る。桃、桜も。

 次。
 ロイターの2022-7-8記事「Germany Confirms Canada Will Deliver Turbine for Nord Stream 1 Pipeline」。
   ジーメンス・エナジー社のカナダ支店が、ノルドストリーム1のタービンの修理を引き受けている。それがドイツへ戻されないのでガスプロムは供給量を40%絞った。

 次。
 ロイターの2022-7-7記事「Austria Orders Industry to Make Switch from Natural Gas to Oil」。
   オーストリーはガスの8割をロシアに頼っているのでマズいと判断し、自国の工業に対して、燃料をガスから石油に切り替えろと指導している。
 さいわい、電力のほとんどは水力ダムでつくっている。

 ガスは、製鉄関係と製紙関係が大需要工場。あとは家庭のヒーティング用。

 ※急募。どなたか、中共軍の現用のアサルトライフルの「弾倉」だけをいろいろな角度からクリアに撮影した写真をお持ちではないでしょうか? もしよろしければ次著に使わせてください。あと、オランダ製の「M40」というミニ手榴弾の版権フリーの写真も探索中(サープラスショップの商品写真ならネットにあるのですが……)。手の大きさと比較できるものだと尚可。


★《続・読書余論》 『大同書』と『天主実儀』・ほか

ユーチューブの「第三回」が公開されました!

 リンクは 「https://www.youtube.com/watch?v=_RUuMT40O9c」 でございます。

 次。
 カミル・ガリーフ記者による2022-7-5記事。
   プーチン後が「なんちゃってリベラル」のリーダーになったら? まちがいなく、対イスラムのたとえばチェチェン戦争が、再興されるだろう。それは血まみれ戦争になる。

 カディロフはぜったいにじぶんの屋敷の外では寝ない。イスラム住民は、隙あらばカディロフを殺す気だから。
 チェチェンでは、家系にロシア人の血筋がまじっていると、それだけで「罵り言葉」と同じである。コーカサスには、宗派・民族を超えた「和解」はぜったいにありえない。

 プーチンが失脚すれば、カディロフもあそこでは生きていられない。

 いまロシアの警察官は、戦争がおわるのを恐れている。復員兵がウクライナから戻ってきたら、ロシア社会はおそろしいことになるだろう。警察までが傍若無人にボコられるようになることは、今から目に見えているのだ。

 アフガン介入が終わったときも、ロシアは悪夢を見せられた。復員兵たちは、もはやどんな凶悪犯罪も平気な奴らだった。その悪夢は、ソ連崩壊後しばらくまでも、続いたのである。

 次。
 Kamil Galeev 記者による2022-7-3記事。
   ドネツクの分離傀儡政府DPRが、「禁令338号」を布告。ロシア領からの「人道支援物資」の搬入を禁ずると。どういうこと? じつは、「人道物資」の名目で、これまでロシアは、武器弾薬を補給していたのである。それが打ち切られる(締め上げられる)というのだ。

 具体的には、銃器と弾薬、無線機セット、クォッドコプター を、クレムリンの直接指揮下に無い有力グループが、DPRに援助してやっていた。それはゆるせんというわけ。

 つまり禁じたのはクレムリン。禁じられたのはDPRとその水平ネットワーク。

 ロシア政府は、「トータル統制マニア」なのである。いっさいの中間団体を認めない。すべて文鎮型に支配したい。プロ・クレムリンの活動団体であろうと、それを根こそぎにせずば已まぬ。下部団体どうしの結合は、ぜったいにゆるさない。

 これまで、ドンバスでロシア寄りの軍閥頭目に成り上がった男たちは、ただ一人を除いて、全員、モスクワの手で粛清(暗殺)された。

 例外が、ホダコフスキー。元ウクライナ政府の情報省職員だ。しかも2014以前からの。

 2014まではウクライナはロシアのコピーでしかなかった。政治機構はまったくロシア式で、情報省はFSBにウリふたつ。そこ出身のホダコフスキーがプー次郎から親近感をもたれたとして何の不思議があろうか。

 プー次郎のロシアは、FSBが経営する国家である。FSBは公然と、「じぶんたちがロシアの貴族階級だ」と誇っている。

 2014までは、ロシアとウクライナはまったく同じ公安情報部文化で結ばれていた。2014からウクライナはその文化と決別した。これでロシアとの連続性が破壊された。これこそソ連のおわりであった。プー次郎はそれを惜しむのである。

 革命には、「中核幹部の一掃」という現象が伴う。これは破壊であるが、下っ端にとっては上昇のチャンス。
 ブジョンヌイ将軍はコサックの下士官にすぎなかった。しかし赤色革命がロシア陸軍騎兵界の上層幹部を一掃してくれたおかげで、社会階梯を上昇できた。


「働かなくとも食べられる社会」を求めて 第三回 スクリプト/兵頭二十八

ユーチューブ劇場、第二回の動画は https://www.youtube.com/watch?v=T2RBo-2ePdI だよん。

 Agnija Lazdina 記者による2022-6-12記事「Temporary wood pellet shortage as residents rush to prepare for winter」。
   ラトビアでは人々がウッドペレットの備蓄をいつものように始めているが、今年は価格が2倍になっており、一冬分を購えないという家庭が多い。ちなみに例年だとトンあたり150ユーロ(1パック1トンで小売りされる)。

 ある家庭は秋から春まで、この木質ペレットを9パック燃やすのだが、今年は買い手が増えているらしく、カネはあるのにモノが足りず、その数量を調達できないでいる。

 ラトビアは、ウッドペレットの生産量では世界屈指であるが、国内のウッドペレット消費量はそれほど巨大ではない。だから秋までにはこの需給はマッチするであろう。

 しかし、毎年、夏のおわりまでにはペレットのストックを了えるのがならいの国民にとり、現況は不安でならぬ。

 1年前はトンあたり100ユーロ(税抜き)だったが、もはやその値段は夢物語。

 次。
 Yusuf Cetiner 記者による2022-6-10記事「Turkey Showcases The New Kargi Kamikaze Drone For The First Time」。
   トルコの Lentatek 社が2015から開発してきたというロイタリングミュニション。
 みたところ「ハーピィ」のコンセプトを頂戴したんじゃないかと思う。※と思ったら記事の後半に、そのように指摘してある。

 エンジンは、TAI(トルコ航空宇宙工業)の子会社のTEIが開発した「PG50」である。

 センサーは、敵のレーダー波を探知して、そこに向かって突っ込み、自爆する。SEAD任務機である。
 射ち放し式の運用ができる。突入まで面倒を見ないわけ。

 機体はキャニスターに入っている。ピックアップトラックの荷台から、射出が可能。

 滞空6時間可能。衛星通信システムでデータリンクもできるという。

 今年の末頃には、量産に移行したいそうだ。

 ※図らずも今次ウクライナ戦争は、先のナゴルノカラバフ紛争で如何に「ハーピィ」の存在意義が大きかったかを示した。宇軍にイスラエルが「ハーピィ」「ハロプ」「オービターK」を売らない立場を貫いているために、他の無人機(TB2を含む)も活躍できないのだ。しかしトルコは2015年に「こいつが是非必要だ。わが国内で独自開発せねば」と気付いたのだから偉い。引き比べて日本は……。

 次。
 ストラテジーペイジの2022-6-12記事。
   スペースX社は、スターリンク衛星の第二世代「gen2」を開発した。衛星自重が5倍になったため、SLVもそれだけ大型ロケットにしなくてはならぬ。

 能力的には「gen1」の10倍以上になる。「gen1」の設計寿命(高度維持用の燃料が尽きる)である7年が来る前にぜんぶ更新したい。

 ※雑報によると露軍の某部隊は先週、DJIの「Mavic2Air」と「Mavic3」をそれぞれ2機ずつ喪失した。原因はウクライナ軍のECMだという。
 このうち砲兵観測以外の多目的に使われているのは「Mavic3」である。


「働かなくとも食べられる社会」を求めて 第二回 スクリプト/兵頭二十八

YouTube 巨編第二弾 絶賛公開ちゅう!

 ストラテジーペイジの2022-6-11記事。
   黒海を不自由にしているロシア黒海艦隊は、今、フリゲート以下の水上艦×16隻、ディーゼル潜水艦×4隻である。

 オデーサ港を出航せんとする民間貨物船をすでに露艦隊が4隻も小中破させているため、商船はすべて港内に逼塞させられており、2200万トンにのぼる穀物の搬出ができない。

 トルコは条約上の権利によって、戦時に露軍艦がボスポラス海峡を通航することを拒否できる。

 NATOが考えているのは、NATO加盟国の領海だけを縫う「商船回廊」の設定。すなわちオデーサ港からルーマニア、ブルガリア、トルコ領海を伝って、ボスポラス海峡まで至る。それを軍艦で護衛する。

 この回廊を実現するためには、蛇島に露兵が駐留しているままではまずい。露軍が蛇島を拠点にして、ルーマニア領海の外で地対艦ミサイルで商船コンボイを攻撃してきた場合、NATOとしては厄介なことになるので。できればルーマニア領海まではウクライナ軍が自力で安全を確保する必要がある。結論。蛇島は奪還しなくてはならない。

 ルーマニア領海内の商船を露軍が攻撃してきたなら、全NATO対ロシアの戦争に移行するだけなので、話は簡単なのである。

 ※カネと手間がかかるようでも、ウクライナは鉄道のゲージ改修を急いだ方がいい。労働力はあるんだから。あらためて朝鮮戦争時の米機(嘉手納と芦屋、それから母艦の海軍機)による対鉄道爆撃の記録を調べると、B-29とB-26を数百ソーティ投入しても、敵は鉄道をすぐに復旧させられることが分かる。橋桁を落とされているはずなのに、なぜか鉄道は執拗に機能し続けるのだ。露軍はストックの高性能ミサイルをすべて、この鉄道妨害に投入するしかなくなるだろう。それはNATOにとって都合がよい。やるべし。


YouTube チャンネル云那さん

「働かなくとも食べられる社会」を求めて 第二回 スクリプト/兵頭二十八

ANAGUMAに次ぐ 第二のキャラ「悪だぬき」が登場!

 ユーチューブをご覧ください。

 次。
 同じ十五榴でもロシアの弾丸はNATOの弾丸よりも充填炸薬が数kgも少なかった。
 2016年にまとめられている「EXPLOSIVE WEAPON EFFECTS」というPDFに、信頼できる数値が載っていたので抜粋しよう。

 ロシア製の152ミリ砲弾(3OF64)は、全重43.56kgでその中に炸薬(A-α-2)が7.80kg、充填されている。
 それに対して米国製の155ミリ砲弾(M795)には、炸薬(TNT)が10.79kg、充填されている。

 イタリー製の155ミリ砲弾(L15A1)だと、炸薬(コンプB/TNT)が11.30kg、充填されている。これはNATOでも最強である。

 ノルウェー製の155ミリ砲弾(Nammo AS)には、炸薬(TNT/コンポジションB)が9.00kg、充填されている。

 そして意外だったのが、115ミリ戦車砲弾の榴弾タイプの炸薬量。3.13kg(A-α-2)入っている。
 それに対して125ミリ戦車砲弾の榴弾には、炸薬(A-α-2)が3.40kg入っている。

 つまりT-72がアパートをぶっ壊そうとして砲撃するのと、T-62が砲撃するのとでは、ほとんど威力が違わないわけである。T-62は市街地破壊用に招致されているのではないかと疑われる。古い115ミリ砲弾なら、まだまだ、捨てるほどにあるのだ。

 十五榴同士の射ち合いでは、露軍側に勝ち目はない。1発の威力が違うのだ。

 ※雑報によるとウクライナが「Mavic 3」から落としているのは、30ミリの擲弾(VOG-17M)に3Dプリンターで空力安定板をとりつけたものだ。

 次。
 Defense Express の2022-6-10記事「Hunting UAVs with “Martlet”: Insight From a Ukrainian Paratrooper」。
    もっか展開中の砲兵戦は、観測ドローンに全面的に依拠している。
 だから、敵の「オルラン10」を見つけ次第にMANPADで叩き落してやれば、露軍の砲弾は1発もこっちには命中しないことになるのだ。

 ※上掲「EXPLOSIVE WEAPON EFFECTS」によると、平均的な十五榴は、射距離15kmでCEP95m、20kmでCEP115m、25kmでCEP140m、レンジ30kmだとCEP275mにもなるそうである。この数値が今も変わってないとするなら、SNSに投稿されている着弾景況は、UAV観測で初弾(試射弾)の諸元を修正したあとの効力射なのだろう。さもなくばあんなに敵AFVの至近に落ちるわけがない。

 ウクライナの某空挺兵。「マートレット」というレーザー誘導式のMANPAD(英国製。スターストリークから派生し、スピードは抑えてある)で、すでに露軍の観測ドローンを9機も落とした。

 彼いわく。とにかく敵ドローンをみつけるまでが大変。仕事の7割はそれであると。

 この空挺兵は、マートレットの操法を、英国内で習得してきた。

 露軍はMANPADを恐れて、もはや最前線にはヘリも、固定翼CAS機も飛ばして来ないようになったという。だから、そうした有人機の撃墜スコアは、ここのところ、伸びていないのだ。


YouTube チャンネル云那さん

「働かなくとも食べられる社会」を求めて 第二回 スクリプト/兵頭二十八

さいきん寄付金がすくないと嘆いているわたしが居る。

 Kamil Galeev 記者による2022-5-27記事「How long will this war go?」。
   アンドレイ・イルラリオノフは、2000年代前半にプーチンの経済アドバイザーだったが、プーチンに経済自由化の意思がないと分かって以降は、プーチンの批判者に転じている。

 西側のいろいろな専門家が今次戦争の見通しについてリアルタイムで予言を公開している。
 イルラリオノフは、それを自分のサイトで、経時的にまとめている。これが面白い。
 瞥見しよう。

 2022-3-5にある人が予測した。露軍は3週間で消耗し切ってしまうだろうと。それ以降は効果的な戦闘はできなくなるだろうと。だから3週間後には停戦の話が出てくるはずだと。

 3-10に別な人が予測。あと7日から10日で、戦争の「ホット・フェイズ」は終わると。その後は烈度が下がるだろうと。

 3-15に別な人が予測。ロシアの軍事努力のクライマックスはこれから10日間だ。
 3-15、その同じ人が別なインタビューに答えて予測。ロシア軍はあと10日で、攻撃のための余力をなくす、と。

 これらの人々は皆、予測を大きく外したのだろうか?
 ロシアの当初の戦争プランは破綻した。キエフは占領できず、キエフ政府を転覆させることはできなかった。
 だがロシアの戦争体力は、今も持続している。

 東部戦線を見ると、ウクライナは次々に要地を敵に明け渡している。
 4-1にイジュームを放棄。
 4-18にクレメンナイを放棄。
 5-8にポパスナヤを放棄。
 5-12にルベズノイエを放棄。
 5-20にマリウポリ開城。
 5-23にセヴェルドネツク攻防。

 ざっくりまとめれば、こうだ。
 ウクライナがここまで抗戦するとは2-24以前にほとんど誰も予期しなかった。
 ロシア戦争指導部は、3日間でウクライナ全土を支配してしまう気だった。
 しかし現実は、小さい村をひとつひとつ、占領して行くしかなくなっている。

 専門家の初盤での予測も外れた。
 侵略者側による「三光作戦」モードは、果てしなく終わることがなく、続いている。
 休戦の気運などどこにもない。

 イルラリオノフ氏はこう概括している。
 この戦争は血まみれ戦争であり、このモードのまま、長く続くであろう。
 決定的な転換点はまだ到来をしていない。
 露軍側には、兵力の優越があり、火力も優越しており、イニシアチブがある。
 露軍のほんとうの「数」と「質」は、まだ、世界に対して隠されている。だからオープンソースに頼る予測はすべて外れる。
 ウクライナ軍の「質」も、オープンソースに頼る外野からは、よくわからない。

 記者(ガリーフ)は、イルラリオノフの総括には必ずしも賛成しないが、彼が提示した疑問にはまったく同意である。すなわち、なぜロシアはいまだにウクライナを攻撃し続けられるだけの体力が余っているのか?

 記者なりの答えはこうだ。
 この戦争は、長期の消耗戦争となるであろう。
 ロシアは、投じ得る力がすこしでも余っている限りは、攻撃を持続するであろう。
 この戦争は、ロシア軍の総退却とロシア政体の崩壊によって終止符が打たれる。崩壊過程はあっけないであろう。
 イルラリオノフは、われわれが露軍の何かを知らないと疑っているようだ。記者は、おそらく、そうでなく、われわれはロシア経済の何かをまだよく知らないのだと思う。だから予測がうまく立たないのだ。

 記者にとっての最大の七不思議は、あの2000年代のどうしようもない経済状況下で、プーチンが兵器弾薬をそれなりに生産させ得たということ。そもそもそこからして理解できないのだ。


兵頭二十八 note

『当サイトでの投稿を含めた、兵頭二十八の活動全般を応援したい方たちによる喜捨行為』について

(管理人Uより)

 ……乞食行為! 右や左の旦那様、ご喜捨はnoteのサポートかYggDore(ユグドア)で可能でございます。

 乞食が偉そうな事言うなとか、言わんといてあげて!

最新の ★《続・読書余論》は 伊藤隆編『国防と航空 笹川良一と東京裁判 別巻』2010年刊・ほか です。

 興味深いのは、戦前すでに、航空パイロットにとって、南シナ海の天候が最も安定していて活動し易いのは4月末~5月初旬だと知られていたこと。現在でも1年でいちばん台湾近海を注意するべき時期は、日本のゴールデンウィークとモロに重なっているわけです。

 《note》 https://note.com/187326mg/  を ご覧ください。

 次。
 2022-5-18記事「Next Step in Australian and Japanese Interoperability: KC-30 Refueling of F-2」。
   この四月、RAAFのKC-30Aタンカーが、空自のF-2に空中給油する訓練を成功させた。

 RAAFは、クインズランド州のアムバーレイ基地にこのタンカーを7機、置いている。1機で100トン以上もの燃料を運べる。

 次。
 Tim McMillan 記者による2022-5-16記事「Kremlin-Backed Fighters Left Abandoned, Then Detained By Russian Border Guards」。
  北西ウクライナ戦線(ハルキウ西方)において、前進命令を拒んで勝手に先に故郷へ退却したLNR(ルハンスク人民共和国)の分離派部隊は、ロシアの連邦国境警備隊によって逮捕され、いずこかへ連行された模様。最初に司令官がじぶんの部隊を捨てて逃げた。

 この事情は電話傍受やビデオ投稿によって分かってきた。

 このLNRは当初、ロシア軍の一翼としてキエフへ向けて前進していたのだが、退却局面になって、露軍とのあいだで悶着が起きるようになった。

 要するに、LNRの兵隊たちは、ロシア軍よりも高速で退却しはじめた。それをLNRの指揮系統が止めようがなくなった。
 それでロシア軍が、LNRの本拠地、すなわち動員の出発点でまちかまえていて、脱走者を逮捕した。

 LNR軍がロシア国境を越えて逃げないように手を打ったらしい。ロシア兵ならロシア領内まで後退してもいいのだが、LNR軍にはそれ以上の後退はゆるされないのだ。

 逮捕された分離派の兵隊たちは、こんどは強制的に、ロシア軍への正式入隊志願書に署名させられているそうである。

 次。
 Tyler Durden 記者による2022-5-19記事「The Swiss Connection: How Russia Is Weathering Tough Sanctions」。
   ロシアの地下資源の貿易はその80%がスイス経由。1000もの露系企業がそこで汁を吸っている。
 この仕組みを崩壊させないと、真の対露制裁にならない。
 というわけで、西側世界がスイスを見る目が険しくなってきた。

 地下資源の三分の一は石油とガス。のこりは、亜鉛、銅、アルミなどだ。

  ※永世中立の美名の下、かなりダーティな国家になっていたのである。スイスは汚れていた。ロシアまみれだ。三代目が留学させられるわけだね。


★《続・読書余論》伊藤隆編『国防と航空――国粋大衆党時代 笹川良一と東京裁判 別巻』2010年刊

イラストレーターは常時募集中です。YouTubeの提案も待ってるよ!

 Ray Payne 記者による2022-5-15記事「Uber-style tech helped wipe out almost entire Russian battalion」。
   「GIS Arta」は、ウクライナ人のプログラマーたちが、英国のデジタル・マッピング企業と合同で開発した、シチュエーション・アウェアネス・システムである。
 ユーバー・アプリのようなノリで、味方砲兵から射撃可能な位置に出現した敵目標に対する精密な砲撃の諸元指南〔おそらく方位角と距離、比高。射角や装薬は砲側で決めればいいから〕を、ひっくるめて2分間弱で済ませてしまう。従来であれば、標定だのなんなので、効力射までに20分間以上も要するものだった工程を、革命的に短縮したのだ。

 ユーバー・アプリは、乗車希望の客がいる位置の、最寄の場所を走っている車両ドライバーに、その客をピックアップするように指示を飛ばす、自動案内システムである。

 この「客」がロシア軍部隊、「私設タクシー車」が、味方の砲兵だと思えばよい。
 味方の偵察ドローンや、斥候、対砲レーダーが、敵の戦車、トラック、自走砲等の出現を偵知するや否や、そこにタマが届く味方の砲兵に、超速で射撃の指示が飛ぶ。そんな感じだ。

 だが、全自動ではなく、射撃統率司令官がいる。その司令官だけが暗号回線で閲覧できる端末に、戦場情報マップが示されるわけである。だから、人間が攻撃目標と攻撃手段をチョイスし、命令を与えるシステムだ。

 攻撃可能な味方の砲兵が複数あったばあい、射撃コンピュータのアルゴリズムが、最も適当と思われる砲を推奨する。それを射撃統率司令官が、選べばいい。

 このシステムがさっそく大戦果をもたらした。シヴェルスキー・ドネツ川を渡河せんとした露軍車両が、2日間のうちに70両以上、砲撃によって殲滅されてしまったのだ。

 「GIS アルタ」の協同開発は、相当前から進められていた。そして2014年5月には、ウクライナ軍に導入されたという。

 このシステムは、味方砲兵が「放列」を崩して、バラバラに離れた位置から砲撃しても、初弾の弾着がほぼ同時になるように、調整してやることができる。このようにされると、露軍の「対砲レーダー」は混乱し、こちらの砲兵の位置を標定できなくなるのである。

 露軍側砲兵にはこんな気の効いたシステムはないから、砲兵の射撃中隊は、一箇所で「放列」をつくらなければならない。それはこちらの砲兵としては、好いマトだ。

 「GIS アルタ」を、どの部隊が使用しているかなどの詳細は、秘密にしておく価値があるので、公表されていない。
 数は、「けっこう多い」そうである。

 ウクライナ軍は「対砲レーダー」に大いに助けられている。敵の放った砲弾や地対地ミサイルが、着弾する前に、狙われている味方の部隊に対して「そこからすぐ移動しろ」と警報できるのである。

 イーロン・マスクが提供した「スターリンク」通信網が、この「GIS アルタ」を機能させるために、役立っているという。「GIS アルタ」のチームは、マスク氏が開戦初盤にすばやく衛星通信環境を提供してくれたことに、強く感謝している。

 次。
 The Maritime Executive の2022-5-16記事「MOL Partners to Develop Tilting, One Rotor, Floating Wind Turbine」。
   日本の三井OSK商船は、オランダのベンチャー会社「タッチウインド」が提案する、「水平回転一枚ペラ」の「傾いたフローティング風力タワー」の協同開発をすることに合意した。

 タッチウインドの創設者、リクス・ファンデクリッペ氏の発案は、「凧」の機能を回転翼に与えるというもの。
 このブレードは、花時計のように水平面を回転するもののようだ。
 ブレードが1枚なのでコストが抑制され、しかも、より大きな発電力を得られるという。

 支柱は、洋上風の強さに応じて、自動的に傾きを強める仕組み。こうすることにより、強風が吹くからといっていちいち発電を止める必要が、なくなるのだという。
 テストでは、風速70m/秒でも、問題がなかった。
 従来の風力タービンは、風速25m/秒で、発電中止となるのだが。

 フローティング型なので、陸上でぜんぶ組み立てて、それを所定の海面へ曳航して、錨をおろせばいい。
 長さ200mの一枚ローターを使うと、起電力は、12.5メガワットだという。


謹告。このたびユーチューブに作品をUpしたので、5分間ほどお時間がある方は、お楽しみください。

 タイトルは《「働かなくとも食べられる社会」を求めて 第一回》です。

 次。
 ストラテジーペイジの2022-5-16記事。
   米国は200両の「M113」APC(おそらくA3型で15トン前後)をウクライナに供与したが、これは米陸軍と予備軍においては現用品なので、まだ数百両を送る余裕がある。

 装軌式のこの装甲車、6000km走行するごとに、履帯を新品と交換しなければならない。2条1セットで、1万ドル以上かかる。最高速力も、道路上であろうと、65km/時までしか出せない。

 ロシア軍の「BMP-3」は19トンである。100ミリ低圧砲と30ミリ機関砲付き。この100ミリの砲身からレーザー誘導弾も発射できる。※だからびっくり箱になる。

 次。
 indomilitary の2022-5-16記事「BMPT Terminator ―― Become an MBT Protector, Born to Face War in the Cities」。
   ロシアはウクライナ戦線に、約9両の「BMPT」を持ち込んでいるという未確認情報がある。

 T-72のシャシに、市街戦用の火器として、30ミリ連装機関砲、同軸7.62ミリ機関銃、30ミリ擲弾発射機、4基の対戦車ミサイルを、七つ道具のように乗せたもの。

 配備が開始されたのは2005年。
 露軍の目論見では、市街戦に投入するMBT×1両につき、このBMPT×2両を「護衛」に付ければいいんじゃないかというものだった。

 郊外ではこの比率は逆転させ、MBT×2とBMPT×1がチームになる。

 ロシア以外では、カザフスタン軍とアルジェリア軍が、BMPTのユーザー。

 BMPTは5人乗り。V-9エンジンで1000馬力。全重48トン。

 ※T-72の既存車体を安く再利用するという着想はよかったが、武装を欲張りすぎて48トンにもなっていたのか。それで1000馬力では、ウクライナの地質では使い物にならんわけだ。割り切りが悪すぎる。たんにT-72の主砲を重機関銃に替えて、車内に補助乗員を随意に2名追加できるくらいの、余裕があるコンセプトにしておけば、成功したかもしれない。すくなくともびっくり箱にはならずに済む。

 次。
 Kamil Galeev 記者による2022-5-16記事。
   4月20日のこと、ロシアの国会議員、セルゲイ・レオノフは、ウクライナ人の捕虜に強制献血させろ、と発言した。
 この議員の所属する政党は、この前死んだジリノフスキーの党だと知れば、納得の発言だろう。
 ジリノフスキーが欠け、政党の存在感が無くなりつつあるので、必死なのだ。

 名物男だったジリノフスキーの葬儀には、プーチン、メドヴェジェフ、キリレンコ、ショイグ、ナリシキンらが参席した。
 棺の脇には「死骸警固兵」が佇立する。これは国家的葬儀での栄誉礼のひとつだ。
 死人にさいごの挨拶をしに近寄る者が死人を冒涜しないように、佇立しているのである。

 ところがプーチンが近寄ったときだけは、この棺衛兵は、その場所からどかされた。
 さすがである。
 プーチンは、誰一人信用しない。あらゆる兵隊がじぶんに害を為す可能性があると恐れているのである。

 ところで世間はジリノフスキーの生前の演技に騙されていただろう。彼は意図的にピエロを演じていた。
 ジリノフスキーは文系のインテリである。アジア・アフリカ諸国研究所というハイランクの教育機関でトルコ語を専攻した学究なのだ。

 ロシアでは、若い学生が、政府の安全保障系の専門エリートとして立身を夢みるならば、東洋文学や東洋史を専攻するのが、近道なのである。あるいは南欧語の言語学の専攻……でも可い。通訳級の外語専門家に、まずは、なることだ。

 ポルトガルはアンゴラとモザンビークに植民地をもっていた。だから、アフリカに干与したいロシアは、ポルトガル語の専門家も必要とするわけである。イゴール・セーチンを覚えているか? 2008~2012の副首相だが、彼はポルトガル語を専攻していて、プーチンから抜擢された。

 プーチンを権力者に押し上げた功労者のひとり、セルゲイ・ドレンコも、やはり、スペイン語とポルトガル語の言語学専攻学生だ。

 もともと中東語だとかスペイン語(植民地宗主国語)だとかの学問と、ロシアのエリート社会が、重なっていたわけじゃない。両者はまったくの無関係であった。

 ところが、冷戦中の国家の要請が、非エリート階層出身の外語学生たちに、中央エリート入りの道を与えてくれたのである。その伝統は、今もある。

 1990年代以降、東洋関係語、アフリカ関係語の語学生は、エリートの卵である。彼らが体制に反対する理由がどこにあろう? だからロシア人の身体検査をするときは、まず学生時代の専攻を洗え。

 では、1990年代以降、不満を抱いているインテリは誰か? ロシア支配域内の非ロシア民族出身者で、じぶんの出身民族の文化や歴史を研究した学生である。かれらは絶対に中央では出世できない。それで、地元で権力者になりあがっていることが多い。

 ロシア圏域の政治が、「人民」によって変わるなどとは、絶対に思うなよ。
 この圏域の政治は、エリートが握っている。エリートだけが変えてしまう。

 エリートは、人民によっては、けっして、おびやかされない。エリートは、「対抗エリート」によってのみ、地位をとってかわられる。90年代の特殊語学生は、モスクワにおいては、「対抗エリート」のホープ層だったのだ。

 ロシアがこれからどうなるか知りたいか? だったら、次の「対抗エリート」に浮上しそうな層を調べなさい。「人民」を研究しても無駄である。

 地方のボスや、地方の利権集団を調べることも、有意義である。西側に出て目立った活動をしているプーチンのとりまき連中は、ざんねんながら、「次の対抗エリート」ではない。そんなのに注目するのは、無駄骨だ。プーチンが失脚すれば、彼らひとりひとりは、只の落ち武者。

 次。
 台湾メディアによると、プレデターもどきの国産無人機「騰雲二型」が、佳山基地をとびたって台湾東沖で3時間飛行し、テストに成功した。
 ※この「二型」というのは「2号機」の意味らしい。「一型」は2022-2-18に台湾国内の湖に墜落して全損しているのである。

 なお台湾は米国から「MQ-9B」(非武装型のスカイガーディアン)も、買うことができている。それと併用して行くつもり。

 ※米国企業が「Wolverine」という、クォッドコプターながらマジックハンドがついていて、物(小型爆発物や、偵察ロボット)を投下したり、ぎゃくに地面から物(同じ重量の墜落UUVでもOKらしい)を掴み上げたりできる軍用級のUUVを完成している。これを台湾語に訳すと「金剛狼」になるらしい。なぜこのドローンが、対宇援助用に量産させられていないのかは、謎。やはり部品のサプライチェーンが詰まっているのか。


YouTube チャンネル云那さん

「働かなくとも食べられる社会」を求めて 第一回 スクリプト/兵頭二十八

2006年12月7日 兵頭二十八講演会 核戦争に備えよ(音声のみ)/管理人U

 当サイトのTwitterアカウント(@28funsite)では告知してたのだが、今回は2006年の兵頭先生の講演の録音である。
 私(管理人U)の福岡の実家には兵頭二十八ボックスがある。比較的古い兵頭本や、20代中盤までに雑誌を買ったり国会図書館や都立中央図書館でコピーして集めた兵頭記事は殆どそこに収めてある。え? まだ過去の兵頭記事を集めていない? 兵頭記事を手当たり次第に集める。『一体どうしてそんな時間の無駄遣いをするの?』という視線を受ける。その際に真顔で『オレは歴史を集めているんだ!』。相手の理解を求めないそんな反論が出来れば兵頭マニア初級である。私は20年程前に初級となった。

 残念ながら私は単身者。転勤も何度もしている。段ボール4箱も5箱も手元に置き続けるのは中々難しい。離れがたいが、実家に置いておくのは仕方ない。それが実家の兵頭二十八ボックスである。当然、現在住んでいる大阪の部屋にもボックス(最近版)はあるけれども。兵頭先生の生ある限りどんどんボックスは増えていく。
 
 先日、帰省した際に改めてボックスを開けてみた。古い兵頭本や兵頭記事をしばし読み耽る。
 別のボックスを更に開けるとVHSビデオ、CD-R、そして……カセットテープ? カセットテープである。60分の。久々に見たよ! ラベルに『兵頭二十八氏講演会 核戦争に備えよ』。明らかに私の字ではない。
 本当に本当に、大変申し訳ないがどなたから頂いたのか全く思い出せない。本当にスイマセン!

 ワークリストを見ればどの講演会かはわかる。政党・新風主催の講演会だ。2006年12月は私は既に福岡から離れていたし、そもそも新風とは何の関係も無い人間は参加できない類のものだったのかもしれない。リアルタイムでは聴いていない。

 聴けばわかるが、聴衆が勝手に録ったものではない。主催者サイドの方から私は貰っている。たぶんそれは間違いない。主催者サイドから貰ったもの(だろう)から、勝手に公開である。何でだ。何の許可も得ていない。要求されればいつでも削除する。

 途中から始まっているが、録音されていない部分はせいぜい兵頭先生の紹介と挨拶、導入部分の5~10分程度だと察する事ができる。貴方が正しい兵頭ファン・兵頭マニアならば愛と想像力で補完できる筈だ。
 ちなみに長崎原爆資料館の感想からのようである。

 書くのも野暮だが2006年の講演会である。兵頭先生は毎日アップデートされている。そこを我々は忘れてはならない。絶対に。

2006年12月7日 兵頭二十八講演会 核戦争に備えよ(音声のみ)(1)

2006年12月7日 兵頭二十八講演会 核戦争に備えよ(音声のみ)(2)

 一方ビデオは、ラベルにタイトルが書いてあるものも無いものもある。自分で録ったものもあれば頂き物もある。
 1996年8月23日の『朝まで生テレビ』兵頭二十八先生出演回。スカパーの討論番組の兵頭先生出演回。これはわかる。うっすらだが内容を憶えてもいる。が、ラベルにタイトルが書いてあっても『10Km行軍〜30Km行軍 於武山教育隊』。内容が全く記憶に無い。何が入ってるの? 確かめようにも2022年。私、VHSビデオデッキなんて持ってないよ。兵頭先生関連の筈なのだが思い出せない。今度デジタル化する。

 CD-Rにはスカパーの兵頭ラジオ『Salon28』の日付がいくつも書いてある。放送日だ。
 基本はアシスタントの方と2人で1テーマを語る番組なのだが(ゲストはいたりいなかったり)、本当に素晴らしい番組だった。スカパーさん、有料で販売してよ。私は殆ど放送を聴いたしその為に当時、スカパーに加入した。録音もした。だがあくまで『殆ど』だ。全ての放送を聴いたり録音できたわけではない。

 なぜ今回この講演会を(私が勝手に)Upしたのかというと前述した通り、たぶん主催者サイドの方に頂いたから。まあいいだろうと。まさに勝手な判断。
 兵頭ラジオ『Salon28』は、私は単なるリスナーだ。Upしたらさすがにスカパーさんも激オコだろう。悲しい事である。だからお金出せば聴けるようにしてくれよスカパーさん!

 そしてお願いだからどこか、雑誌・発言者の『ひょーどー漫言』を一冊に纏めてくれないものだろうか。78回もあるんだし、時事ネタはそんなに無いから大丈夫ですって!